有島武郎 : 地人論の最果てへ

書誌事項

有島武郎 : 地人論の最果てへ

荒木優太著

(岩波新書, 新赤版 1849)

岩波書店, 2020.9

タイトル読み

アリシマ タケオ : チジンロン ノ サイハテ エ

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注記

参考文献: p251-268

略歴と作品索引: 巻末p1-4

内容説明・目次

内容説明

土地や血統の宿命からは決して逃れられないと知りつつも、普遍的な個性や愛を信じようとした有島武郎(一八七八‐一九二三)。二つの力学が複雑に絡み合うなかで、『或る女』『カインの末裔』などの有島文学は産み落とされた。矛盾に満ちた葛藤の果てに有島が夢見た地平をめざして、その作品と生涯を読み解いていく。

目次

  • 序 世界はやがて一つのミリウに
  • 第1章 二つの地/血から未開地へ
  • 第2章 地球と人種
  • 第3章 愛と伝統主義
  • 第4章 海と資本主義
  • 第5章 生きにくい女たちの群像
  • 第6章 個性以前のもの
  • 第7章 継承されてしまう財産
  • 終章 土くれどもの空

「BOOKデータベース」 より

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