人の心に働きかける経済政策

書誌事項

人の心に働きかける経済政策

翁邦雄著

(岩波新書, 新赤版 1908)

岩波書店, 2022.1

タイトル別名

経済政策 : 人の心に働きかける

タイトル読み

ヒト ノ ココロ ニ ハタラキカケル ケイザイ セイサク

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注記

文献案内と脚注的補論: 巻末p1-23

内容説明・目次

内容説明

感染抑止のため行動変容を促す国民の心への働きかけと、デフレ脱却を目的とした人々の期待への働きかけ。この二つの「働きかけ」は背景とする人間観・経済学が違う。行動経済学の成果を、主流派のマクロ経済学に加味した政策を行う必要がある。銀行取付、バブル、貿易摩擦、「異次元緩和」などを「働きかけ」の視点から分析する。

目次

  • 第1章 自己実現的予言
  • 第2章 ヒトはどのように判断・行動しているのか
  • 第3章 マクロ的な社会現象へのフレーミングやナッジ
  • 第4章 メインストリームの経済学の「期待への働きかけ」
  • 第5章 「期待に働きかける金融政策」としての異次元緩和
  • 第6章 物価安定と無関心
  • 付録:金融政策に関するノート

「BOOKデータベース」 より

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