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森鷗外 : 学芸の散歩者

中島国彦著

(岩波新書, 新赤版 1937)

岩波書店, 2022.7

タイトル読み

モリ オウガイ : ガクゲイ ノ サンポシャ

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注記

鷗外略年譜: p241-244

鷗外作品名索引: 巻末p1-2

内容説明・目次

内容説明

多彩な小説を、時に問題視されながら次々に発表。翻訳や論争や雑誌活動に精魂傾け、軍医高官として論文執筆や公務もこなす。荷風や啄木や一葉など後進の作家にも目をかけ、子どもたちからは優しいパッパと慕われる。学問と芸術の世界を自由に歩き回った等身大の〓外=森林太郎の姿を、同時代の証言とともに辿る決定版評伝。

目次

  • プロローグ—自伝と証言の間
  • 1 林太郎として生まれて—日本とドイツ(故郷と両親—青野山に見守られて;医学に導かれて—上京と医学校生活 ほか)
  • 2 〓外への変貌—創作と軍務(ドイツ三部作—エリーゼ事件と最初の結婚;翻訳と論争—応答する自己 ほか)
  • 3 飛躍する〓外—文壇への復帰(東京への帰還と日露従軍—『うた日記』の世界;新しい表現を求めて—『スバル』での活躍 ほか)
  • 4 太林郎として死す—歴史と人間(明治の終焉—「阿部一族」「安井夫人」の造型;歴史小説の展開—「山椒大夫」「高瀬舟」の試み ほか)
  • エピローグ—移ろい、よみがえる〓外

「BOOKデータベース」 より

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