書誌事項

芭蕉のあそび

深沢眞二著

(岩波新書, 新赤版 1949)

岩波書店, 2022.11

タイトル読み

バショウ ノ アソビ

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注記

歌句一覧: p243-251

関連論稿案内: p253-255

内容説明・目次

内容説明

俳諧は“笑いの文学”である。俳諧師の芭蕉はいつも、言葉を自在にあやつって、仲間たちや読者たちを“笑い”でもてなそうとしていた。彼の発句の数々を取り上げ、当時人気の古典文学や謡曲をふまえたパロディを確認し、「しゃれ」「もじり」「なぞ」などの技法を分析して、“あそび”の視点から芭蕉俳諧の魅力を再発見する。

目次

  • 序章 いまこそ「芭蕉へ帰れ」—見失われた俳諧性
  • 第1章 「しゃれ」—掛詞・付合語のあそび
  • 第2章 パロディ—古典の世界にあそぶ
  • 第3章 「もじり」から「なりきり」へ—謡曲であそぶ
  • 第4章 「なぞ」—頭をひねらせるあそび
  • 第5章 蛙はなぜ飛びこんだか—「古池」句のあそび
  • 終章 「芭蕉」の未来

「BOOKデータベース」 より

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