占領期カラー写真を読む : オキュパイド・ジャパンの色
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書誌事項
占領期カラー写真を読む : オキュパイド・ジャパンの色
(岩波新書, 新赤版 1964)
岩波書店, 2023.2
- タイトル別名
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占領期カラー写真を読む : オキュパイドジャパンの色
- タイトル読み
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センリョウキ カラー シャシン オ ヨム : オキュパイド・ジャパン ノ イロ
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注記
参考文献: p239-248
内容説明・目次
内容説明
アジア太平洋戦争終結後、占領期の日本に来たアメリカ人は、無数のカラー写真を撮影した。七〇年以上が経ち、続々と世に出てきたそれらには、当時の人々、日常、風景が驚くほど鮮明に焼き付けられている。ただ目を奪われていてはならない。戦後史の資料として読み解き、活用・保存の途を探る。カラー64頁、未公開写真多数。
目次
- 第1章 オキュパイド・ジャパンのイメージ(「黒い霧」の時代;空白を埋める)
- 第2章 勝者のアングル(占領期写真の三分類—オフィシャル、プレス、パーソナル;オフィシャル写真とは何か;シグナルフォトに写るもの;調査するまなざし;無数の語りを形づくるもの—パーソナル写真の被写体)
- 第3章 イメージの読み解き方(カラー写真とは—写真史のなかのコダック写真文化;スライドというメディア;読み解きの方法—画面外の情報とのつながり)
- 第4章 極東の日常世界(好奇心のステレオタイプ;群としての人々;日常世界の切れ目;異質な写真群)
- 第5章 占領期カラー写真をひらく—次なる課題へ(収集の歴史;資料としての写真—どう生かし、どう保存するか;資料としての価値を見定める—撮影地の同定作業から;イメージを送り返す)
「BOOKデータベース」 より