天皇の肖像
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天皇の肖像
(岩波新書, 新赤版 30)
岩波書店, 1988.7
- タイトル読み
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テンノウ ノ ショウゾウ
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注記
参考文献: p241-244
内容説明・目次
内容説明
「御真影」—かつての天皇の肖像写真はそう呼ばれた。それは天皇と同一視され、礼拝と取扱いをめぐる儀礼は、天皇制国家を形成し維持する強力な装置となっていた。本書では、明治維新期には民衆の目に見えなかった天皇が姿を現わし、ついには「御真影」として礼拝されるまでを描きつつ、そこから近代天皇制が成立するメカニズムを明らかにする。
目次
- 第1章 見えない天皇から見える天皇へ
- 第2章 和魂洋才と明治維新
- 第3章 巡幸の時代
- 第4章 「御真影」の誕生
- 第5章 理想の明治天皇像
- 第6章 民衆と「御真影」
「BOOKデータベース」 より