暮らしの中の太平洋戦争 : 欲シガリマセン勝ツマデハ
著者
書誌事項
暮らしの中の太平洋戦争 : 欲シガリマセン勝ツマデハ
(岩波新書, 新赤版 78)
岩波書店, 1989.7
- タイトル読み
-
クラシ ノ ナカ ノ タイヘイヨウ センソウ : ホシガリマセン カツ マデ ワ
大学図書館所蔵 件 / 全332件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
ガソリンを使わない「木炭自動車」とは?「衣料切符」の役割は?「千人針」の一時停止命令の裏に、何があったのか?珍らしいビラや貴重な極秘文書をふんだんに紹介しながら、「昭和」の終焉とともに忘れられようとしている戦争下の庶民の生活を描き出す。—1枚のチラシが、忌まわしい日々の悲惨と滑稽を何を雄弁に語ることか。
目次
- 第1章 ガソリンが無くても車は走る—『陸式薪瓦斯自動車に就て』
- 第2章 内務官僚は朝鮮人をどう見ていたか—『居るぞ!不逞鮮人』
- 第3章 「新体制」下の結婚式・抜露宴は—『鎌倉市民戦時生活体制実行方策』
- 第4章 千人針をスパイが狙う?—停止を命じる常会文書
- 第5章 ボロ切れに込められた思い—「衣料切符」は語る
- 第6章 勝ち抜くために、もっと貯蓄を?—大蔵省の2枚のビラ
- 第7章 東京初空襲—陸軍中佐の弁明—『4月18日/敵機空襲体験記録』
- 第8章 究極のダイエット・メニュー—『戦時食生活指針』
- 第9章 最後の邦楽舞踊発表会—プログラムを見る
- 第10章 ある8人家族の疎開—空襲の罹災証明書から
- 終章 戦時下の文書を求め続けて
「BOOKデータベース」 より