中国人口超大国のゆくえ
著者
書誌事項
中国人口超大国のゆくえ
(岩波新書, 新赤版 341)
岩波書店, 1994.6
- タイトル別名
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中国 : 人口超大国のゆくえ
- タイトル読み
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チュウゴク ジンコウ チョウタイコク ノ ユクエ
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注記
人口問題・政策関連年表: 巻末p1-3
内容説明・目次
内容説明
57億が2050年には100億へ。世界人口の激増が深刻化する一方で、「産む自由」を叫ぶ声も強く聞かれる。そのなかで、世界一の人口、12億を抱える中国の一人っ子政策が成功したといわれるが、実情はどうなのか。農村から都市、国外へと向かう大量の人々の移動をどう見るか。経済政策や社会への影響は。現地調査に基づく意欲作。
目次
- 1 世界人口は、いま(世界人口「大爆発」;膨れあがる第三世界の都市;先進諸国および日本の出生率低下、人口抑制政策のむずかしさ;地球環境問題と国際人口移動)
- 2 人口問題に直面する中国(二つの高峰と一つの鋭い谷;毛沢東と馬寅初;一人っ子政策;辺境の地まで広がる出産管理ネットワーク;変わりゆく少数民族人口)
- 3 家族制度への影響(今でも残る、伝統的子女観;中絶の増加と出生性比のアンバランス;戸籍のない子どもの増大;進む高齢化社会、揺らぐ扶養制度)
- 4 広がる地域格差(都市人口の推移—上海、新疆の人口移動史;農業余剰労働力のゆくえ;動き始めた巨大「盲流」;流動人口の増大;“超過出産ゲリラ世帯”と都市の社会病理;戸籍制度にみる都市と農村の矛盾)
- 5 国境を越える人々(華僑・華人人口と〓;変わりゆく香港;私用出国の緩和と就学生問題)
「BOOKデータベース」 より