書誌事項

インフォームド・コンセント : 患者の選択

ルース・R・フェイドン, トム・L・ビーチャム [著] ; 酒井忠昭, 秦洋一訳

みすず書房, 1994.9

タイトル別名

A history and theory of informed consent

インフォームドコンセント

タイトル読み

インフォームド コンセント : カンジャ ノ センタク

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注記

協力: ナンシー・M・P・キング

原著(New York : Oxford University Press , 1986)の全訳

索引: 巻末

内容説明・目次

内容説明

本書は、インフォームド・コンセントとは何か、その理論と歴史を、あらゆる角度から、しかもわかりやすく論じた、はじめての本である。第一部で、この概念の基礎となる考え方を、道徳哲学と法律学の蓄積のなかから説明する。第二部は、インフォームド・コンセントの歴史、欧米の判例の積み重ねと米国の政策の発展を追ううちに、インフォームド・コンセントの輪郭がはっきり見えてくる。第三部では、著者たちがみずからの立場を説明し、実質的なインフォームド・コンセントを達成するための条件をていねいに模索する。

目次

  • 第1部 基礎となる考えかた(道徳理論の基礎;法的理論の基礎)
  • 第2部 インフォームド・コンセントの歴史(臨床医学のなかの見解と実践;同意と法廷:法理論の登場;研究倫理における同意要件の展開;ヒトを対象にした研究にたいする連邦政策の発展)
  • 第3部 インフォームド・コンセントの理論(自律性の概念;ICの概念と能力;理解;強制、操作、説得)

「BOOKデータベース」 より

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