戦後文学放浪記
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戦後文学放浪記
(岩波新書, 新赤版 678)
岩波書店, 2000.6
- タイトル読み
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センゴ ブンガク ホウロウキ
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内容説明・目次
内容説明
「学校嫌い」だった少年時代。日ごと濃くなる戦争の影。敗戦を迎え、病床で書かれた初期の作品。芥川賞受賞前後、吉行淳之介ら「第三の新人」時代の文学者との交流。六〇年安保の嵐とアメリカ。そして父の死と、自らの出自をたどる旅路…。おりおりの代表作の回想をまじえながら「敗戦」をうけとめ、魂の在処を求めてきた文学的放浪を綴る。
目次
- 1 習作の頃—一九三〇〜五〇年代
- 2 芥川賞以後—一九五三〜五六年
- 3 戦中派の文学—一九五七年頃
- 4 中途半端な年齢—一九五九〜六五年
- 5 自分自身のなかの父—一九六〇〜六六年
- 6 学校嫌いと『聊斎志異』—一九七三〜七四年
- 7 タヨリない男—一九六〇年代
- 8 本卦還り—一九七五〜八一年
- 9 『流離譚』—一九七八〜八一年
- 10 曲芸芸人の新旧対立—一九八八年
- 11 吉行淳之介の事—一九八五〜九〇年代
「BOOKデータベース」 より