本よみの虫干し : 日本の近代文学再読

書誌事項

本よみの虫干し : 日本の近代文学再読

関川夏央著

(岩波新書, 新赤版 753)

岩波書店, 2001.10

タイトル読み

ホンヨミ ノ ムシボシ : ニホン ノ キンダイ ブンガク サイドク

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注記

朝日新聞に掲載されたコラム(1998.9.6-1999.8.29)と「図書」(岩波書店)に連載されたコラム(2000.7-2001.6)に加筆訂正したもの

作者・作品年表: 巻頭

内容説明・目次

内容説明

『にごりえ』、『三四郎』、『友情』、『一本刀土俵入』、『てんやわんや』、『点と線』、『父の詫び状』など日本近代文学の名作、話題作を、できるだけ現代人の視線から離れ、時代に即して読み直した日本近代文芸思想入門。愛、個人、人生、戦争、家族、病気、貧乏、異文化接触といった近代日本の重要テーマが鮮やかに浮かび上がる。

目次

  • 1 「やさしさ」と「懐旧」の発見
  • 2 「愛」というイデオロギー
  • 3 「病気」「貧乏」および「正直」ということ
  • 4 「人生」という課題
  • 5 「家族」と「家族に似たもの」をめぐる物語
  • 6 「個人」であることの不安
  • 7 激烈な異文化接触
  • 8 自分の戦争、他人の戦争
  • 9 「青年」というステイタス

「BOOKデータベース」 より

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