吉田茂 : 尊皇の政治家
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吉田茂 : 尊皇の政治家
(岩波新書, 新赤版 971)
岩波書店, 2005.10
- タイトル読み
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ヨシダ シゲル : ソンノウ ノ セイジカ
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注記
参考文献: 巻末p1-7
内容説明・目次
内容説明
戦後日本の針路を定めた吉田茂(一八七八‐一九六七)—その生涯はどのような軌跡を描いたか。牧野伸顕ら「三人の父」をもち、駐英大使など歴任後の戦時下、「反戦和平派」ゆえの逮捕。宰相として講和を実現し経済復興を促す一方、天皇退位を阻み、「逆コース」を推進した「ワンマン」の実像を、その皇室観に着目しつつ、興味深く描き出す。
目次
- 第1章 人生草創—維新の激流に生る
- 第2章 帝国主義を抱いて—外交官の軌跡
- 第3章 体制の淵から—反軍部の旗幟
- 第4章 敗戦国の宰相—瓦礫の底から
- 第5章 歴史の岐に立つ—保守主義の貫徹
- 第6章 講和・安保両条約締結に向けて—外交文書は語る
- 第7章 権力の黄昏—政党政治からの逆襲
- エピローグ—いまに生きる「吉田茂」
「BOOKデータベース」 より