思春期の危機をどう見るか

書誌事項

思春期の危機をどう見るか

尾木直樹著

(岩波新書, 新赤版 998)

岩波書店, 2006.3

タイトル読み

シシュンキ ノ キキ オ ドウ ミルカ

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内容説明・目次

内容説明

「普通の子」による凶悪事件、ネット犯罪、誘拐、学力格差の拡大、コミュニケーション不全…。情報化の進展など、社会を取り巻く環境が急速に変化するなかで、いま子どもの世界に何が起きているのか。さまざまな事例を丹念に検証し、今日の子育てや教育の問題点を具体的に指摘。現代における「思春期」の意味を改めて問い直す。

目次

  • 第1章 激変する思春期の現状—進む大人とのボーダレス化(暴力を生きる子どもたち;ネット社会と思春期)
  • 第2章 「思春期の危機」はなぜ深刻化するのか—今日的特性を考える(「危機」を加速させた「学力低下」批判;社会は子どもを育てているか ほか)
  • 第3章 思春期の意味を問い直す—成長への条件を奪われる子どもたち(成長への条件を奪われる現代の思春期;思春期とは何か ほか)
  • 第4章 時代を生きる力—新たな二つの課題(急がれるネット教育の確立;時代を生きる力とキャリア教育)
  • 第5章 思春期とともに生きる社会—「子ども市民」の育成をめざして(求められる心かよう教育行政;「子ども市民」を育てる—大胆な子ども参画の拡大)

「BOOKデータベース」 より

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