ブータンに魅せられて
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ブータンに魅せられて
(岩波新書, 新赤版 1120)
岩波書店, 2008.3
- タイトル読み
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ブータン ニ ミセラレテ
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注記
ブータン略年表: 巻末p1-2
もっと知りたい人のための文献案内: 巻末p3-4
内容説明・目次
内容説明
「国民総幸福」を提唱する国として、たしかな存在感を放つブータン。チベット仏教研究者として長くこの国と関わってきた著者が、篤い信仰に生きる人びとの暮らし、独自の近代化を率いた第四代国王の施政など、深く心に刻まれたエピソードをつづる。社会を貫く精神文化のありようを通して、あらためて「豊かさ」について考える。
目次
- 1章 遥かなるブータン—雲上の国をめざして(ブータンとの出会い;インド国境を越える)
- 2章 仏教が息づく社会—ブータンでの暮らし(首都ティンプに住む;新しい国立図書館を建てる;「拝む」ことと「鑑賞」すること;目に見えるもの、見えないもの)
- 3章 陽気に、おだやかに生きる—ブータンの人びと(恩師ロポン・ペマラのこと;ブータンの時間;素描—ブータン人気質;第四代国王とブータン社会)
- 4章 ヒマラヤが聳え、雨雪が降り、森林が茂る限り—独自の近代化への挑戦(国民の利益が最優先;伝統文化の位置づけ;豊かな森林を守る;上からの民主化;国際社会のなかで)
- 終章 ブータンはどこへ向かうのか—「国民総幸福」という理念(人間の価値を重んじた発展を;精神の文化を考える)
「BOOKデータベース」 より