書誌事項

高度成長

武田晴人著

(岩波新書, 新赤版 1049 . シリーズ日本近現代史||シリーズ ニホン キンゲンダイシ ; 8)

岩波書店, 2008.4

タイトル別名

日本近現代史

タイトル読み

コウド セイチョウ

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注記

参考文献: 巻末p11-14

略年表: 巻末p7-10

内容説明・目次

内容説明

日本経済の「後進性」が問題にされ、近代化・合理化の必要性が熱心に叫ばれた時代から、「経済大国」としての地位を確立する時代まで。「経済成長への神話」はどのように浸透し、また「ゆがみ」を生じさせていったのか。人々の欲求と政治の思惑はいかに寄り添い、あるいはすれ違い続けたのか。通説に大胆に切り込む意欲作。

目次

  • 第1章 一九五五年と一九六〇年—政治の季節(転機としての一九五五年;独立後の政治不安;保守合同と五五年体制;国際社会への復帰;春闘と三池争議;日米安全保障条約改定問題;五五年体制と戦後民主主義)
  • 第2章 投資競争と技術革新—経済の季節(経済自立から所得倍増へ;投資とその制約要因;「技術革新」と新産業育成;「見せびらかしの消費」の時代)
  • 第3章 開放経済体制への移行—経済大国日本(ベトナム戦争下のアジア;開放体制への移行;証券恐慌と大型合併;大型合併と企業システム;「成長志向」への異議申し立て)
  • 第4章 狂乱物価と金権政治—成長の終焉(二つのニクソン・ショック;沖縄返還;列島改造と狂乱物価;二つの石油危機;企業の社会的責任と金権政治)

「BOOKデータベース」 より

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