聖書の読み方
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聖書の読み方
(岩波新書, 新赤版 1233)
岩波書店, 2010.2
- タイトル読み
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セイショ ノ ヨミカタ
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注記
第3刷(2010.5)の頁数 : ix, 208p
内容説明・目次
内容説明
聖書は信仰をもつ人だけが読むものなのか?本書は聖書を、広く人びとに開かれた書物として読むための入門書である。特定の教派によらず、自主独立で読む。聖書学者の著者が、自身の経験と思索をもとに提案する「わかる読み方」。キリスト教に関心がある人はもちろん、西洋思想を学ぶ人にも格好の手引きとなる。
目次
- 1 聖書の読みづらさ—青年たちの声と私の経験(「正典」と「古典」であるがゆえの宿命;聖書そのものの文書配列の不自然;異質な古代的世界像;神の行動の不可解)
- 2 聖書をどう読むか—私の提案(キリスト教という名の電車—降りる勇気と乗る勇気;目次を無視して、文書ごとに読む;異質なものを尊重し、その「心」を読む;当事者の労苦と経験に肉薄する;即答を求めない。真の経験は遅れてやってくる)
- 3 聖書の読書案内(旧約聖書;新約聖書;グノーシス主義文書)
「BOOKデータベース」 より