海賊とよばれた男
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海賊とよばれた男
講談社, 2012.7
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カイゾク ト ヨバレタ オトコ
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主要参考文献一覧: 下巻末
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784062175647
内容説明
敗戦の夏、異端の石油会社「国岡商店」を率いる国岡鐵造は、なにもかも失い、残ったのは借金のみ。そのうえ石油会社大手から排斥され売る油もない。しかし国岡商店は社員ひとりたりとも馘首せず、旧海軍の残油集めなどで糊口をしのぎながら、たくましく再生していく。20世紀の産業を興し、人を狂わせ、戦争の火種となった巨大エネルギー・石油。その石油を武器に変えて世界と闘った男とはいったい何者か—実在の人物をモデルにした本格歴史経済小説、前編。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784062175654
内容説明
敗戦後、日本の石油エネルギーを牛耳ったのは、巨大国際石油資本「メジャー」たちだった。日系石油会社はつぎつぎとメジャーに蹂躙される。一方、世界一の埋蔵量を誇る油田をメジャーのひとつアングロ・イラニアン社(現BP社)に支配されていたイランは、国有化を宣言したため国際的に孤立、経済封鎖で追いつめられる。1953年春、極秘裏に一隻の日本のタンカーが神戸港を出港した—。「日章丸事件」に材をとった、圧倒的感動の歴史経済小説、ここに完結。
「BOOKデータベース」 より