モラルの起源 : 実験社会科学からの問い

書誌事項

モラルの起源 : 実験社会科学からの問い

亀田達也著

(岩波新書, 新赤版 1654)

岩波書店, 2017.3

タイトル別名

モラルの起源 : 実験社会科学からの問い

タイトル読み

モラル ノ キゲン : ジッケン シャカイ カガク カラ ノ トイ

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注記

主要引用文献: 巻末p1-2

内容説明・目次

内容説明

私たちヒトは、うまく群れ生活を送っていけるように、その心を進化させてきた。しかし、「群れ」や「仲間」を大きく超えて人々がつながる現代、私たちが対立を乗り越え、平和で安定した社会を築くにはどうしたらよいのか。「実験社会科学」という新たなアプローチで、メタモラルの可能性を文理横断的に探る意欲作。

目次

  • 第1章 「適応」する心(生き残りのためのシステムとしてのヒト;適応環境としての群れ)
  • 第2章 昆虫の社会性、ヒトの社会性(群れを優先させるハチ;個人を優先させるヒト)
  • 第3章 「利他性」を支える仕組み(二者間の互恵的利他行動;社会的ジレンマと規範・罰;情と利他性)
  • 第4章 「共感」する心(動物の共感、ヒトの共感;内輪を超えるクールな共感)
  • 第5章 「正義」と「モラル」と私たち(セーギの味方の二つの疑問;いかに分けるか—分配の正義;社会の基本設計をめぐって—ロールズの正義論;正義は「国境」を超えるか?)

「BOOKデータベース」 より

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