中国のフロンティア : 揺れ動く境界から考える
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書誌事項
中国のフロンティア : 揺れ動く境界から考える
(岩波新書, 新赤版 1652)
岩波書店, 2017.3
- タイトル読み
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チュウゴク ノ フロンティア : ユレウゴク キョウカイ カラ カンガエル
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注記
2011年から2013年にかけて月刊誌『UP』に連載した「中国のフロンティア」の文章を中心に、「マラウイの対台湾断交 : 背景・経緯・結果」 (『問題と研究』第37巻4号、2008年12月) を加え、大幅に加筆修正をおこなったもの
内容説明・目次
内容説明
大国として台頭し、活動をグローバルに拡大させている中国。その存在が浸透しているフロンティアでは何が起き、それがどのように語られているのか。ザンビアやマラウイなどのアフリカ諸国、中国と隣接する東南アジア、台湾と中国の狭間に位置する金門島などを訪ね歩いた研究者が、現地の目線で「ふくらむ中国」を見つめ直す。
目次
- フロンティアから中国を考える
- 第1部 アフリカの中国人、中国のアフリカ人(アフリカの「保定村」物語—中国人農業移民;広州のアフリカ人街—中国に進出するアフリカ商人とその苦衷;雑誌『非洲』の世界—中国の“公共外交”)
- 第2部 マラウイはなぜ中国を選んだのか(マラウイと中国の国交正常化;マラウイと台湾の断交)
- 第3部 溢れ出す中国—周辺外交の舞台(中国・ASEAN南寧博覧会参観記;二一世紀の援蒋ルート—雲南・ミャンマー国境;東チモールから見る中国—マカオ・フォーラムと葡語スクール)
- 第4部 中華圏の内なるフロンティア—金門島から見る(金門島の経験した近代;金門アイデンティティを求めて)
- 運動体としての中国をとらまえること
「BOOKデータベース」 より