書誌事項

江南の発展 : 南宋まで

丸橋充拓著

(岩波新書, 新赤版 1805 . シリーズ中国の歴史||シリーズ チュウゴク ノ レキシ ; 2)

岩波書店, 2020.1

タイトル読み

コウナン ノ ハッテン : ナンソウ マデ

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注記

略年表: 巻末p7-10

主要参考文献: 巻末p11-15

内容説明・目次

内容説明

ユーラシアを見わたせば、中国は、北は草原世界、南は海域世界へと開かれている。第二巻では、長江流域に諸文化が展開する先秦から、モンゴルによる大統一を迎える南宋末までの長いスパンで「海の中国」を俯瞰。中原との対峙・統合を重ねながらこの地域が栄えゆく姿を、社会の重層性にも着目しつつダイナミックに描く。

目次

  • 第1章 「古典国制」の外縁—漢以前(長江流域の諸文化;「楚」の血脈 ほか)
  • 第2章 「古典国制」の継承—六朝から隋唐へ(南からみる『三国志』;江南の「中華王朝」 ほか)
  • 第3章 江南経済の起動—唐から宋へ(運河と海;文臣官僚の時代 ほか)
  • 第4章 海上帝国への道—南宋(金・モンゴルとの対峙;江南の繁栄 ほか)
  • 第5章 「雅」と「俗」のあいだ(俗—地域社会の姿;雅—士大夫のネットワーク)

「BOOKデータベース」 より

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