教育は何を評価してきたのか

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教育は何を評価してきたのか

本田由紀著

(岩波新書, 新赤版 1829)

岩波書店, 2020.3

タイトル別名

教育は何を評価してきたのか

タイトル読み

キョウイク ワ ナニ オ ヒョウカ シテキタノカ

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注記

引用・参考文献: p239-247

内容説明・目次

内容説明

なぜ日本社会はこんなにも息苦しいのか。その原因は教育をめぐる磁場にあった。教育が私たちに求めてきたのは、学歴なのか、「生きる力」なのか、それとも「人間力」なのか—能力・資質・態度という言葉に注目し、戦前から現在までの日本の教育言説を分析することで、格差と不安に満ちた社会構造から脱却する道筋を示す。

目次

  • 第1章 日本社会の現状—「どんな人」たちが「どんな社会」を作り上げているか
  • 第2章 言葉の磁場—日本の教育の特徴はどのように論じられてきたか
  • 第3章 画一化と序列化の萌芽—明治維新から敗戦まで
  • 第4章 「能力」による支配—戦後から一九八〇年代まで
  • 第5章 ハイパー・メリトクラシーへの道—一九八〇〜九〇年代
  • 第6章 復活する教化—二〇〇〇年代以降
  • 終章 出口を探す—水平的な多様性を求めて

「BOOKデータベース」 より

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