紫外線の社会史 : 見えざる光が照らす日本
著者
書誌事項
紫外線の社会史 : 見えざる光が照らす日本
(岩波新書, 新赤版 1835)
岩波書店, 2020.5
- タイトル別名
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紫外線の社会史 : 見えざる光が照らす日本
- タイトル読み
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シガイセン ノ シャカイシ : ミエザル ヒカリ ガ テラス ニホン
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注記
参考文献: 巻末p1-12
内容説明・目次
内容説明
人類は見えざるモノに期待し、また恐怖と不安を覚えてきた。誰もが浴びる紫外線は人間の生活を豊かにもまた損ないもする。紫外線への着目は、近代以降の日本の社会観、健康観、美容観、環境観の変遷を覗き見る上で有効であり、ジェンダーや人種に関する言説までをも浮き彫りにする。紫外線を主人公にした異色の科学史。
目次
- 序章 見えないモノの歴史
- 第1章 紫外線ブームの時代へ(未知の光線に対する期待と不安;ビタミンDに至る二つの道 ほか)
- 第2章 「人工太陽」のテクノロジー(紫外線ランプの誕生;紫外線の産業応用 ほか)
- 第3章 紫外線が映し出す世相(“太陽に近い”生活;紫外線とジェンダー・階級・人種 ほか)
- 第4章 戦後における紫外線(求められ続ける光線;健康・環境への見えざる敵 ほか)
- 終章 紫外線と人間・技術・文明
「BOOKデータベース」 より