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人種主義の歴史

平野千果子著

(岩波新書, 新赤版 1930)

岩波書店, 2022.5

タイトル読み

ジンシュ シュギ ノ レキシ

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注記

主要参考文献: 巻末p1-20

内容説明・目次

内容説明

「人種」という根拠なき考えに基づいて、人を差別・排除する。人種主義(レイシズム)はナショナリズムや植民地主義や反ユダヤ主義と結びつき、近代世界に計りしれぬ惨禍をもたらし、ヘイトスピーチ・黒人差別など、現代にも深い影を落としている。大航海時代から今日まで、その思想と実態を世界史的視座からとらえる入門書。

目次

  • 序章 人種主義を問う
  • 第1章 「他者」との遭遇—アメリカ世界からアフリカへ
  • 第2章 啓蒙の時代—平等と不平等の揺らぎ
  • 第3章 科学と大衆化の一九世紀—可視化される「優劣」
  • 第4章 ナショナリズムの時代—顕在化する差異と差別
  • 第5章 戦争の二〇世紀に
  • 終章 再生産される人種主義

「BOOKデータベース」 より

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