メルヘンの知恵 : ただの人として生きる

書誌事項

メルヘンの知恵 : ただの人として生きる

宮田光雄著

(岩波新書, 新赤版 882)

岩波書店, 2004.3

タイトル別名

メルヘンの知恵 : ただの人として生きる

タイトル読み

メルヘン ノ チエ : タダ ノ ヒト トシテ イキル

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内容説明・目次

内容説明

アンデルセンの描いた「はだかの王様」とは、実は私たち自身のことではないだろうか。グリム童話の「死神」の物語は、誰もが抱く死への不安を克服させてくれるのではないか。子ども向けとされがちなメルヘンの中から四作品を選び、そのストーリーに、現代を真摯に生きようとする人びとへの思いがけぬ示唆や限りない励ましを読みとる。

目次

  • 1 “ただの人”として生きる—アンデルセン『皇帝の新しい着物』を読む(皇帝の“新しい着物”;ペテン師のはた織たち ほか)
  • 2 “ただの人”と“英雄”とのあいだ—グリム童話『いさましいちびの仕立屋』を読む(ある夏のあさ;偉大な自己発見 ほか)
  • 3 “別の自分”と出会う—グリム童話『ふたりの兄弟』を読む(二組のふたり兄弟;森の中の出会いと別れ ほか)
  • 4 生と死を考える—グリム童話『死神の名づけ親』を読む(現代人にとって死とは何か;死神との出会い ほか)

「BOOKデータベース」 より

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