太宰治
著者
書誌事項
太宰治
(岩波新書, 新赤版 560)
岩波書店, 1998.5
- タイトル読み
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ダザイ オサム
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注記
参考文献: p212-215
内容説明・目次
内容説明
波乱に富んだ人生を送った太宰治は没後五十年を迎える。多くの、特に若い読者を引きつけ続けた作品群は、いま私たちに何を問いかけるのか。『女生徒』『斜陽』等の多様な「語り」の魅力、『お伽草紙』『人間失格』などに響く人間賛歌を、誠実な「読み」から導き、確かな構成力と洒脱な精神を併せ持った作家・太宰の姿を、時代を追って描く。
目次
- 序章 いま太宰を読むこととは
- 第1章 作家・太宰治の誕生まで
- 第2章 生きて行くために、書く
- 第3章 「美談」の造形
- 第4章 動く「私」
- 第5章 戦時下の自在
- 第6章 元気な女たちと「父」
- 第7章 さらなる人間悲喜劇へ
「BOOKデータベース」 より