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  • 方丈記 . 徒然草

    [鴨長明著] ; 佐竹昭広校注 . [吉田兼好著] ; 久保田淳校注

    岩波書店 1989.1 新日本古典文学大系, 39

    自然に囲まれた方一丈の空間に限りない慰めを見い出す方丈記。欠けたる月、祭りの後を愛で、人の心の無常を異様な好奇心をもって描写した徒然草。日本人の心性を鋭く造形した中世文学の最高峰2篇が、最古の様態をいきいきと伝える本文と創造的注解によって、あざやかに蘇る。付録として、池亭記、兼良本方丈記・略本3種・鴨長明集、徒然草地名・人名一覧等を収載。

    Available at 524 libraries

  • 方丈記 . 徒然草

    [鴨長明著] ; 西尾實校注 . [吉田兼好著] ; 西尾實校注

    岩波書店 1957.6 日本古典文學大系, 30

    Available at 515 libraries

  • 日本語の古典

    山口仲美著

    岩波書店 2011.1 岩波新書, 新赤版 1287

    ... 日本語の魅力を再発見できる、斬新な古典文学入門。 1 言葉に霊力が宿る—奈良時代(古事記—言葉が生む悲劇;日本書紀—リアルな歴史叙述 ほか);2 貴族文化の花が咲く—平安時代(竹取物語—成長するかぐや姫;伊勢物語—命をかける、それが愛 ほか);3 乱世を生きた人は語る—鎌倉・室町時代(方丈記—見事なドキュメンタリー;平家物語—鮮烈に描かれる若武者の死 ほか);4 庶民が楽しむ言葉の世界—江戸時代(好色一代男—近世的なプレイボーイ;おくのほそ道—句を際立たせる ほか)

    Available at 510 libraries

  • 方丈記 . 徒然草 . 正法眼蔵随聞記 . 歎異抄

    [鴨長明著] ; 神田秀夫校注・訳 . [吉田兼好著] ; 永積安明校注・訳 . [道元述] ; [懐奘編] ; 安良岡康作校注・訳 . [親鸞述] ; [唯圓編] ; 安良岡康作校注・訳

    小学館 1995.3 新編日本古典文学全集, 44

    Available at 413 libraries

  • 枕草子 . 方丈記 . 徒然草

    [清少納言著] ; 酒井順子訳 . [鴨長明著] ; 高橋源一郎訳 . [兼好著] ; 内田樹訳

    河出書房新社 2016.11 日本文学全集 / 池澤夏樹編, 07

    ... とユーモアの筆致で綴った平安の清少納言「枕草子」。「ゆく河の流れは絶えずして…」波瀾に満ちた人生を送り、鎌倉前期の大火や地震などの自然災害や人災に見舞われた体験を綴った最初の災害文学・鴨長明「方丈記」。「つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて…」鎌倉末期の無常観に基づいた随想や人生訓を鋭い洞察で記した兼好「徒然草」。現代の名手による新訳・全訳で収録。 枕草子(酒井順子訳);方丈記(高橋源一郎訳);徒然草(内田樹訳)

    Available at 407 libraries

  • 方丈記 . 徒然草 . 正法眼蔵随聞記 . 歎異抄

    [鴨長明著] ; 神田秀夫校注・訳 . [吉田兼好著] ; 永積安明校注・訳 . [道元述] ; [懐奘編] ; 安良岡康作校注・訳 . [親鸞述] ; [唯円編] ; 安良岡康作校注・訳

    小学館 1971.8 日本古典文学全集 / 秋山虔 [ほか] 編, 27

    方丈記 徒然草 正法眼蔵随聞記 歎異抄

    Available at 381 libraries

  • 方丈記 ; 発心集

    鴨長明[著] ; 三木紀人校注

    新潮社 1976.10 新潮日本古典集成, 第5回

    Available at 376 libraries

  • 群書類従

    塙保己一編纂

    続群書類従完成会 1959.7-1960.9 訂正3版

    第1輯 , 第2輯 , 第3輯 , 第4輯 , 第5輯 , 第6輯 , 第7輯 , 第8輯 , 第9輯 , 第10輯 , 第11輯 , 第12輯 , 第13輯 , 第14輯 , 第15輯 , 第16輯 , 第17輯 , 第18輯 , 第19輯 , 第20輯 , 第21輯 , 第22輯 , 第23輯 , 第24輯 , 第25輯 , 第26輯 , 第27輯 , 第28輯 , 第29輯 , 正續分類總目録・文獻年表

    ... 大饗略次第, 大饗御装束間事, 大饗雑事, 大饗次第, 十七箇條憲法, 建暦二年三月二十二日宣旨, 意見十二箇条, 封事三箇条, 寛平御遺誡, 九條殿遺誡, 渋柿, 竹馬抄, 小夜のねざめ, 文明一統記, 樵談治要, 乳母のふみ, めのとのさうし, 身のかたみ, 慈元抄, 枕草紙異本, 艶詞, 方丈記, 十楽菴記, 夢庵記, 三愛記, 宇津山記, 三塔巡禮記, 石山月見記, 嵯峨記, 唐崎松記, 夢想記, さか衣, 多武峯少将物語, 鳴門中将物語, 時秋物語, 今物語, 野守鏡, 吉野拾遺, 江談抄, 續古事談, 東齋随筆 第29輯: 紹運要略, 立太子月立, 本朝女后名字抄, 女院記, 本朝謚號雑記 ...

    Available at 375 libraries

  • 鹽井雨江・武島羽衣・大町桂月・久保天隨・笹川臨風・樋口龍峽集

    久松潛一編

    筑摩書房 1971.3 明治文学全集, 41

    ... 時代と文芸(抄) 方丈記の人世観 鹽井雨江集(美文韻文花紅葉(武島羽衣・大町桂月共著);文學研究(抄);美文韻文暗香疎影(抄);抒情詩人論;バイロンとバーンズ;我が崇拝する詩人;浮世の悲劇;新古今和歌集詳解(抄));武島羽衣集(霓裳歌話(抄);霓裳微吟(抄);日本文學史(抄));大町桂月集(契沖阿闍梨(抄);文藝時評(抄);椎茸の宴;懐舊録);久保天隨集(漢詩評釋(抄);韓柳(抄);評譯日本絶句選(抄);文學評論塵中放言(抄);大鳴門のながめ;ヱ゛ルテル(抄));笹川臨風集(元禄時勢粧;東山時代の文化(抄);美人禅);樋口龍峽集(時代と文藝(抄);方丈記の人生觀);鹽井雨 ...

    Available at 367 libraries

  • 英訳方丈記・英文論考・初期文集他

    南方熊楠著

    平凡社 1973.11 南方熊楠全集 / 南方熊楠著, 第10巻

    Available at 354 libraries

  • 国語語彙史の研究

    国語語彙史研究会編

    和泉書院 1980.5-

    1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 6 , 7 , 8 , 9 , 10 , 11 , 12 , 13 , 14 , 15 , 16 , 17 , 18 , 19 , 20 , 21 , 22 , 23 , 24 , 25 , 26 , 27 , 28 , 29 , 30 , 31 , 32 , 33 , 34 , 35 , 36 , 37 , 38 , 39

    特集—新資料・新領域(「日本語学」とその関連語—意味と構造の変容;連文による翻読語の文体的価値—「見れど飽かず(飽き足らず)」の成立と展開;木簡の表記と仮名と言葉 ほか);シク「敷」・シク「領」・シク「及」・シク「頻」・シク「茂」;中世漢字片仮名交じり文における重点(ヽ)—大福光寺本『方丈記』を軸として;幕末の言語資料としての『航米日録』—「訳書云」を手がかりに;『「校正/増補」漢語字類』「目次」欄上の組の漢字字形の位置づけ—『太政官日誌』との対照を通して;『和英語林集成』再版と『言海』の関係再検討;一・二段活用のラ行五段化における使役形の動向

    Available at 332 libraries

  • 中世の漢字とことば

    佐藤喜代治編

    明治書院 1988.11 漢字講座 / 佐藤喜代治編, 第6巻

    ... 漢字について 「漢字交じり文」としての『方丈記大福光寺本』における漢字 『徒然草』 : 正徹本を資料として 説話集 : 『古事談』の漢字とことば 日蓮遺文 『信長公記』にみられる漢字用法の諸相 : 仮名草子への傾斜 仮名消息 御伽草子 漢字のすべてを初めて体系化。日本語の歴史は漢字の歴史。日本語の立場から漢字を追究。 中世の漢字とことば;中世文化と唐音;漢字文(記録の漢字;文書の漢字;真名本の漢字—『大塔物語』を中心として);仮名交じり文(屋代本『平家物語』の漢字について;「漢字交じり文」としての『方丈記大福光寺本』における漢字;『徒然草』—正徹本を資料として ...

    Available at 286 libraries

  • 国語文字史の研究

    国語文字史研究会, 前田富祺編

    和泉書院 1992.9-

    1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 6 , 7 , 8 , 9 , 10 , 11 , 12 , 13 , 14 , 15

    ... 訓仮名の使用環境;上代に於ける「者」字の用法;平安時代公家日記の漢字;表記体と文字字形についての一試論〔ほか〕 字義構造について;平安・鎌倉時代における平仮名字体の変遷;漢字字体の史的研究に関わる一問題—親本・転写本関係にある『蒙求』二本を比較して;鷹を数える助数詞;『真字本方丈記』における用字意識の一側面—付訓漢字表記語をめぐって;甲陽軍鑑の通用字;元禄十四年刊『俗字正誤鈔』における「正字」「俗字」「誤字」とその典拠;黄表紙・洒落本の仮名字体—恋川春町自筆板下本についての比較考察;近世料理書における加熱調理操作語彙の漢字表記;書記テキストにおける引用マーカーとしてのカギカ ...

    Available at 271 libraries

  • 方丈記 ; 徒然草

    日本文学研究資料刊行会編

    有精堂出版 1971.7 日本文学研究資料叢書

    大福光寺本方丈記解説 方丈記研究序説 方丈記序論 方法論的にみた方丈記の作品研究 「方丈記」批判 : 抒情文学としての規定 方丈記について 永積氏の「方丈記と徒然草」を読んで 方丈記の思想と文体 方丈記私論 : 「構造と意味」「叙実と抒情」 広本方丈記と略本方丈記 「不請阿弥陀仏」私見 : 方丈記跋文の解釈をめぐって 危機の文学としての方丈記論 徒然草の成作時期考 徒然草本文批評小論 徒然草成立論の現況について 兼好の遁世生活とつれづれ草の成立 つれづれ草のつれづれ 「つれづれ草のつれづれ」を読んで 『徒然草』の思想を論ず 徒然草の鑑賞 新訳徒然草の初めに 郁達夫と徒然草選訳 家司兼好の社会圏 ...

    Available at 263 libraries

  • 文学で読む日本の歴史

    五味文彦著

    山川出版社 2015.7-

    古典文学篇 , 中世社会篇 , 戦国社会篇 , 近世社会篇

    ... 風藻』;5 習合の論理—『日本霊異記』と『続日本紀』;6 作法の形成—『伊勢物語』と『竹取物語』;7 開発の広がり—『古今和歌集』と『今昔物語集』;8 風景を描く、映す—『枕草子』と『源氏物語』 1 家の社会—『愚管抄』と『古事談』;2 家のかたち;3 身体への目覚め—『方丈記』と『吾妻鏡』;4 身体を窮める;5 職能の自覚—『徒然草』と『太平記』;6 職能の領分;7 型を定める—『庭訓往来』と『風姿花伝』;8 型の追求 1 自立の模索—『塵塚物語』と紀行文(応仁・文明の乱;自立への志向 ほか);2 自立から自律へ—分国法と掟書(戦国大名への道;領国支配の進展 ...

    Available at 253 libraries

  • 方丈記全注釈

    鴨長明 [著] ; 簗瀬一雄 [注釈]

    角川書店 1971.8 日本古典評釈・全注釈叢書

    Available at 247 libraries

  • 日記・随筆・記録

    木村正中他著

    大修館書店 1989.5 日本文学講座 / 日本文学協会編, 7

    ... 日記の成立;物語作家の日記—紫式部日記一面;日記文学と仏教—更級日記の物詣でと終焉;宮廷女房日記の展開—中古から中世へ;漢文日記の記録性と文学性;中世日記文学の達成—十六日記ととはずがたり;歌人・連歌師の「道の記」—海道記から宗長手記まで;枕草子のウチとソト—空間の変容;草庵文学の先駆—池亭記と方丈記;随遁文人の世界—徒然草;近世文人の随筆—「花月草紙」の世界;近代の随筆と随筆の「近代」—転換期における随筆流行現象と批評への希求;《郷土の文学》在地者の眼と漂泊者の足—「北越雪譜」と「真澄遊覧記」;近代の記録と文学—明治前期下層社会の記録と文学

    Available at 245 libraries

  • 方丈記 ; 徒然草

    冨倉徳次郎, 貴志正造編

    角川書店 1975.4 鑑賞日本古典文学, 第18巻

    Available at 245 libraries

  • 日本人なら知っておきたい日本文学 : ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典

    蛇蔵, 海野凪子著

    幻冬舎 2011.8

    ... 鴨長明…古典の有名人9人のおもしろエピソードが楽しめる教養コミック。 1章 清少納言『枕草子』より;2章 紫式部『紫式部日記』より;3章 藤原道長『御堂関白記』より;4章 安倍晴明『大鏡』より;5章 源頼光『今昔物語集』より;6章 菅原孝標女『更科日記』より;7章 鴨長明『方丈記』より;8章 兼好『徒然草』より;9章 番外編ヤマトタケル『古事記』より;巻末ふろく 古典のおはなしこぼればなし

    Available at 245 libraries

  • 方丈記

    [鴨長明著] ; 市古貞次校注

    岩波書店 1989.5 新訂 岩波文庫, 黄(30)-100-1, 30-100-1

    Available at 240 libraries

  • 「新しい作品論」へ、「新しい教材論」へ : 文学研究と国語教育研究の交差

    田中実, 須貝千里編著

    右文書院 1999.2-

    1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 6 , 古典編1 , 古典編2 , 古典編3 , 古典編4

    ... ;式子内親王「玉の緒よ」;今昔物語集「信濃守藤原陳忠」;平家物語「木曾最期」 十訓抄「笛吹き成方」;宇治拾遺物語「伴大納言応天門」;無名抄「俊成自讃のこと」;枕草子「春はあけぼの」;枕草子「雪のいと高う降りたるを」;徒然草「折節の移り変はるこそ」;徒然草「花はさかりに」;方丈記「安元の大火」 奥の細道「三代の栄耀一睡の」(過去との対話『おくのほそ道』—「平泉」をめぐって;眼前、古人の心—『おくのほそ道』平泉考);日本永代蔵「世界の借屋大将」(「世界の借屋大将」に見る戯画化の手法;井原西鶴『日本永代蔵』巻二の一「世界の借屋大将」の教材性);雨月物語 ...

    Available at 238 libraries

  • 定本佐藤春夫全集

    佐藤春夫著

    臨川書店 1998.4-2001.9

    : セット , 第1巻 , 第2巻 , 第3巻 , 第4巻 , 第5巻 , 第6巻 , 第7巻 , 第8巻 , 第9巻 , 第10巻 , 第11巻 , 第12巻 , 第13巻 , 第14巻 , 第15巻 , 第16巻 , 第17巻 , 第18巻 , 第19巻 , 第20巻 , 第21巻 , 第22巻 , 第23巻 , 第24巻 , 第25巻 , 第26巻 , 第27巻 , 第28巻 , 第29巻 , 第30巻 , 第31巻 , 第32巻 , 第33巻 , 第34巻 , 第35巻 , 第36巻 , 別巻1 , 別巻2

    ... オ);緑衣の少女〔ほか〕 平妖伝;「古びた黄色い本」;剣侠尼僧伝;故郷;吸血鬼 孤独者;愛書狂;或る種の女性;西鶴置土産;扶桑近代艶隠者;新可笑記;鸚鵡と葡萄;国姓爺阿蘭陀合戦;国姓爺の使者;国姓爺の死〔ほか〕 通俗方丈記;徒然草;方丈記;打出の小槌;日本精神;雨月物語清涼抄;呼牛呼馬篇;宋江の罪;親友が虎になつてゐた話;諸葛孔明の戦略〔ほか〕 椿咲く家;春蘭の前身;三妖一家の話;コロンブス;愛妖記;圧搾版水滸伝;孫仏児の話;耳無し何濤の話;樊噌;白鳥の王子〔ほか〕 雑纂2(初期散文 ...

    Available at 233 libraries

  • 日本文学新史

    中西進編

    至文堂 1990.5-1991.2

    古代 1 , 古代 2 , 中世 , 近世 , 近代 , 現代

    ... 第7章 物語文学の展開;第8章 歴史物語の発生;第9章 『今昔物語』の世界—説話文学の系譜;第10章 和歌文学の展開;第11章 後期漢文学の推移 序章 中世文学の一面—新しいジャンルの成立について;第1章 和歌の新風—『新古今和歌集』とそれ以後;第2章 自照文学の深まり—『方丈記』より『とはずがたり』へ;第3章 軍記物語の成立—『平家物語』とそれ以前;第4章 王朝物語よりの流れ;第5章 説話の世界;第6章 連歌の確立と展開;第7章 和歌の展開;第8章 漢詩文の世界—五山文学など;第9章 信念の文学—法語と史論;第10章 乱世知識人の観照—『徒然草』と室町期の紀行;第11章 ...

    Available at 227 libraries

  • 平家物語 : 他六篇

    石母田正著 ; 高橋昌明編

    岩波書店 2022.11 岩波文庫, 青(33)-436-3

    平家物語 一谷合戦の史料について : 『吾妻鏡』の本文批判の試みの一環として 預所と目代 「院政期」という時代について 『愚管抄』の面白さ 永積氏の「方丈記と徒然草」を読んで 『中世散文集』について 「見べき程の事は見つ、今は自害せん」—。史上は目立たぬ平知盛を、滅亡の「運命」にあらがい、壇ノ浦の終末を見届けるや「からからと」笑う魅力的な人物として描き出す本書は、「年代記」を原点に成長してゆく平家物語と時代の心性を自在に論じ、深い感動を与える。関連する掌篇六篇と共に、歴史家の透徹した眼差しを伝える。 平家物語(運命について;『平家物語』の人々 ...

    Available at 225 libraries

  • 文体探究法

    小池清治, 鈴木啓子, 松井貴子著

    朝倉書店 2005.10 シリーズ「日本語探究法」 / 小池清治編, 6

    ... 章;純粋な和文とは? 『伊勢物語』の文体—和文・言文一致体;『竹取物語』は本当に『伊勢物語』より新しいのか?—作り物語の文体;『土佐日記』は「日記」か、「物語」か?—平安朝日記の文体;『枕草子』のライバルは『史記』か?—三色弁当型作品;『源氏物語』作者複数説は成立するのか?—三色捩り棒型作品;『方丈記』はなぜカタカナ漢字交り文で書かれたのか?—カタカナ漢字交り文;『徒然草』の文体は明晰か?—雅文体・和漢混淆体・漢文訓読体;『おくのほそ道』の新しさを生み出したものは何か?—まだら文体・音楽的散文;二葉亭四迷『新編 浮雲』は言文一致か—言文一致体;夏目漱石はなぜレトリックにこだわったのか—三位一体の作品 ...

    Available at 214 libraries

  • 図説日本語の歴史

    今野真二著

    河出書房新社 2015.11 ふくろうの本

    ... 奈良時代(中国の書物に記された日本語—魏志倭人伝 3世紀;鉄剣に刻まれた日本人の名前—稲荷山古墳出土金錯銘鉄剣 471年 ほか);第2章 平安時代(空海のつくった辞書—篆隷万象名義 827〜835年頃;日本最初の漢和辞書—新撰字鏡 898〜901年頃 ほか);第3章 鎌倉・室町時代(和漢混淆文の先駆—方丈記 1212年;問答体対話形式の百科事典—塵袋 1264〜1288年頃 ほか);第4章 江戸時代(異体字辞書—異体字弁 1692年頃?;語の正しい姿を追求—和字正濫鈔 1695年刊行 ほか);第5章 明治・大正時代(ヘボン式ローマ字—和英語林集成 1867年初版刊行;漢語の流行—漢語都々逸など 明治初年 ...

    Available at 209 libraries

  • 方丈記800年記念 : 鴨長明とその時代

    国文学研究資料館編集

    国文学研究資料館 2012.5

    Available at 207 libraries

  • 日本古典対照分類語彙表

    宮島達夫 [ほか] 編

    笠間書院 2014.6

    万葉集、竹取物語、伊勢物語、古今和歌集、土左日記、後撰和歌集、蜻蛉日記、枕草子、源氏物語、紫式部日記、更級日記、大鏡、新古今和歌集、方丈記、宇治拾遺物語、平家物語、徒然草。主だった古典作品の中でどの単語が何回ずつ使われているか意味とともに一覧できる至便の書。

    Available at 201 libraries

  • 古筆切 ; 拾遺

    冷泉家時雨亭文庫編

    朝日新聞社 , 朝日新聞出版 (発売) 2009.2 冷泉家時雨亭叢書 / 冷泉家時雨亭文庫編, 第84巻

    : [セット] , [1] , [2]

    [1]: 古筆切 素性集 為兼卿詠歌 俊光卿集 二品親王慈道集 浄弁・慶運等詠歌短冊 鴨長明方丈記 心底抄 [2]: 古筆切 秋日同詠十首和歌懐紙 永和二年九月十七日御会写 松遐年友和歌懐紙 為富卿以来累代懐紙 陪北野社詠十五首和歌懐紙 詠十五首和歌懐紙 室町家代々詠 歌枕名寄 : 未勘國上

    Available at 200 libraries

  • 方丈記・徒然草

    三木紀人 [ほか] 著

    集英社 1980.12 図説日本の古典, 10

    Available at 199 libraries

  • 方丈記・徒然草・歎異抄

    神田秀夫, 永積安明, 安良岡康作校訂・訳

    小学館 2007.10 日本の古典をよむ, 14

    方丈記 徒然草 歎異抄 激動の中世を生きた鴨長明・兼好法師・親鸞が私たちに遺してくれた—人生を見つめる箴言集!原文の魅力をそのままに、あらすじと現代語訳付き原文ですらすらよめる新編集。 方丈記(ゆく河の流れは;安元の大火;治承の辻風 ほか);徒然草(つれづれなるままに(序段);いでや、この世に生れては(第一段);よろづにいみじくとも(第三段) ほか);歎異抄(親鸞聖人の御口伝;聖人の仰せにあらざる異義ども;後記)

    Available at 199 libraries

  • 校註日本文學大系

    國民圖書株式會社編

    國民圖書 1925-1928

    第1巻 , 第2巻 , 第3巻 , 第4巻 , 第5巻 , 第6巻 , 第7巻 , 第8巻 , 第9巻 , 第10巻 , 第11巻 , 第12巻 , 第13巻 , 第14巻 , 第15巻 , 第16巻 , 第17巻 , 第18巻 , 第19巻 , 第20巻 , 第21巻 , 第22巻 , 第23巻 , 第24巻 , 第25巻

    第1巻:古事記 常陸風土記 出雲風土記 播磨風土記 肥前風土記 豊後風土記 祝詞附氏文 日本書記 第2巻:竹取物語 無名草子 伊勢物語 とりかへばや物語 大和物語 浜松中納言物語 堤中納言物語 第3巻:土佐日記 東関紀行 蜻蛉日記 十六夜日記 和泉式部日記 清少納言枕草子 紫式部日記 方丈記 更級日記 徒然草 第4巻:宇津保物語 第5巻:落窪物語 狭衣 住吉物語 岩清水物語 第6-7巻:源氏物語(上下巻) 第8-9巻:今昔物語(上下巻) 第10巻:宇治拾遺物語 古今著聞集 第11巻:栄華物語 第12巻:水鏡 大鏡 今鏡 増鏡 第13巻:月のゆくへ 池の藻屑 豊鑑 義経記 第14巻:保元物語 ...

    Available at 189 libraries

  • 方丈記・徒然草・一言芳談集

    [鴨長明, 吉田兼好著] ; 臼井吉見編

    筑摩書房 1970.8 日本の思想, 5

    Available at 189 libraries

  • 定本花袋全集

    田山録弥著 ; 定本花袋全集刊行会編

    臨川書店 1993.12-1994.11

    第9巻 , 第10巻 , 第11巻 , 第12巻 , 第13巻 , 第14巻 , 第15巻 , 第16巻 , 第17巻 , 第18巻 , 第19巻

    ... 源義朝 通盛の妻 道綱の母 第13巻. 百夜 戀の殿堂 二つの燕 浴室 第14巻. ふる郷 憶梅記 野の花 重右衛門の最後 梅屋の梅 女教師 山小屋 春潮 名張少女 第15巻. インキ壷 描寫論 文章新語 小説新論 尾崎紅葉とその作品 西鶴小論 フロオベルとゴンクール アルフォンス・ドオデエ 『方丈記』に現れたる源平の盛衰 『浦のしほ貝』に見出したる『自然』 卓上論 泉 東京の三十年 第16巻. 女峰の谷 北伊豆 關東平野の雪 北武藏野 松川浦に遊ぶ 秩父の山裾 日光と鹽原 熊野の山水 秋の京阪の二日 北浦を下る 猊鼻溪を見る 葡萄峠を度る 印旛沼にて 身延の霧 多摩の水源 雪の信濃 晃山再々記 ...

    Available at 181 libraries

  • 方丈記

    [鴨長明著] ; 山田孝雄校訂

    岩波書店 1939.6 改版(第14刷) 岩波文庫, 黄(30)-100-1,黄-17,417

    Available at 180 libraries

  • 後白河法皇

    棚橋光男 [著]

    講談社 2006.8 講談社学術文庫, [1777]

    ... 作の意味を透視した天才の精神に迫る。 第1章 後白河論序説(悪左府頼長—偏執と狂気;少納言入道信西—黒衣の宰相の書斎を覗く;法皇後白河—梁塵秘抄・蓮華王院宝蔵・流転の「皇居」;「『人格的靱帯=“縁”のネットワーク』の科学」のためのメモ);第2章 後白河王権期の都市京都—『方丈記』に見るイメージ(火宅都市;方丈の庵;安元の大火;養和の大飢饉;後白河の新制と都市法);第3章 中世国家の成立(三つの段階;職と職の体系;中世国家の成立;平氏の台頭;鎌倉幕府の成立);第4章 『参天台五台山記』—日宋交流史の一断面(成尋の家系;日宋の交通ネットワーク;東アジアの知的交流世界)

    Available at 176 libraries

  • 随筆の表現 : 枕草子・方丈記・徒然草

    稲賀敬二, 鈴木久, 浅野日出男著

    教育出版センター新社 1988.10 表現学大系 / 表現学会監修, 各論篇 第5巻

    Available at 174 libraries

  • 方丈記・徒然草

    稲田利徳[編集・執筆] ; 山崎正和[エッセイ]

    新潮社 1990.7 新潮古典文学アルバム, 12

    24時間、働きづめではいられない、人間らしい生き方を求めて出家遁世した2人の艶隠者、日本人のものの考え方と美意識を決定づけた随筆文学の代表作。 いかが要なき楽しみを述べ…;『方丈記』の世界(『方丈記』の成立と内容;鴨長明の生涯—折り折りのたがひめ;『方丈記』の魅力;『方丈記』の諸本とその性格;『方丈記』の影響と享受);『徒然草』の世界(『徒然草』の成立と内容;兼好の生涯—おきどころなき身;『徒然草』の魅力;『徒然草』の諸本とその性格;『徒然草』の影響と享受)

    Available at 172 libraries

  • 広場の孤独 ; ゴヤ「黒い絵」について

    堀田善衞著

    新潮社 1980.5 新潮現代文学, 29

    広場の孤独 橋上幻像 方丈記私記 鶴のいた庭 あるヴェトナム人 ゴヤ(『黒い絵』について)

    Available at 164 libraries

  • 「日記」と「随筆」 : ジャンル概念の日本史

    鈴木貞美著

    臨川書店 2016.4 日記で読む日本史 / 倉本一宏監修, 19

    『土佐日記』は紀行、『方丈記』は日記とみなされていた時代があった?!では、現在のようなジャンル概念はいつ、どのようにして築かれたのか。「日記」と「随筆」それぞれの概念の変遷を追うことで、現代の国語教育をとおして、人びとのあいだに認識されているジャンル概念や価値観から離れ、作品を見通す新たな視座を提供する。 なぜ、「日記」と「随筆」か(ジャンルは編みかえられる;随筆とエッセイ;古典評価の移り変わり);第1章 古典における「日記」と紀行文(重層する「日記」の用法;様ざまな「日記」;中世紀行文のことなど);第2章 前近代における「随筆」(中国の用法;日本の場合;日本の「随筆」考 ...

    Available at 163 libraries

  • 徒然草 ; 方丈記

    冨倉徳次郎編

    角川書店 1960.6 日本古典鑑賞講座, 第13巻

    Available at 160 libraries

  • 老いを読む老いを書く

    酒井順子著

    講談社 2024.11 講談社現代新書, 2759

    ... 先人・達人は老境をいかに乗り切ったか。名エッセイストが読み解く「老い」のニッポン精神史。 第1章 老いの名作は老いない(迷惑をかけたくない―『楢山節考』;いつか、自分も―『恍惚の人』;マンガが見つめる孤独―『いじわるばあさん』;古典の老いと理想―『竹取物語』『枕草子』『徒然草』『方丈記』);第2章 老いをどう生きるか(百歳の人間宣言;定年クライシス;六十代―老人会のフレッシュマン;「乙女老女」は未来志向);第3章 老いのライフスタイル(一人暮らし;おしゃれの伝承;おばあさんと料理;田舎への移住);第4章 老いの重大問題(金は足りるのか;配偶者に先立たれる;「死」との向き合い方; ...

    Available at 160 libraries

  • 図説日本インテリアの歴史 : 室内でみる日本住宅古代から近代まで

    小泉和子編著

    河出書房新社 2015.5 ふくろうの本

    古代の宮殿の内部は?平安の貴族たちの暮らしは?「方丈記」の室内、金閣はどう飾られていたのか?日本らしい和風室内意匠誕生の時期は?洋風インテリアの登場で何が変わったのか?古代から近代まで、日本のインテリアの歴史をたどる画期的な1冊!!復元図・貴重図版多数! 第1章 古代(古墳時代から平安時代まで)—唐風から和風へ(住宅と室内;インテリアエレメント);第2章 中世(鎌倉時代から室内時代まで)—座敷飾りの成立と家具の建築化;第3章 近世(戦国時代から江戸時代まで)—和風室内意匠の成立;第4章 近代(明治時代から昭和時代前期まで)—洋風インテリアの導入と近代化

    Available at 160 libraries

  • 閑居と乱世

    佐竹昭広著

    岩波書店 2009.12 佐竹昭広集 / 佐竹昭広著, 第4巻

    文学史における「中世」を、横断的かつ全円的な把握と展望のもと、時代に生きた人びとの表現と思想から、多彩に追求し続けた著者の論考を集成。 1 閑居の文学(閑居の文学;方丈記を読む;方丈記再読;方丈記;鴨長明;徒然草;兼好;気になる一行—女院往生;文学史の中世);2 下剋上の文学(怠惰と抵抗—物くさ太郎;成りあがり—一寸法師と物くさ太郎;無知と愚鈍—物くさ太郎のゆくえ;弱者の運命—御伽草子と狂言;勝利の歌—狂言の主従;嘲笑の呪文—狂言の山伏;有世の面影—狂言の陰陽師;喜劇への道—狂言の「をかし」;転落の序章—天正狂言本「こけ松」のばあい;下克上の文学—民話のクッチャネたち) ...

    Available at 159 libraries

  • 日本の美術と世界の美術

    前川誠郎著

    中央公論美術出版 2006.8

    永く西洋美術史研究を領導し、その発展に努めてきた碩学が、外国の美術との比較を基にわが国の美術の特質を概説する。東西の美術への愛情の深さ、卓見に瞠目する座右の書。 日本の美術と世界の美術;人の「かたち」と「からだ」;杢太郎と東洋美術;雪舟展を観て;池亭記と方丈記;論語と千字文;素描論;ヘルクーレス・セーヘルスの版画

    Available at 159 libraries

  • 方丈記総索引 : 広本・略本

    青木伶子編

    武蔵野書院 1965

    Available at 158 libraries

  • 文学にあらわれた日本人の納税意識

    佐藤進著

    東京大学出版会 1987.5 UP選書, 255

    第1章 古代文学における租税(古代日本の税制;記紀にみる租庸調;『万葉集』の税の歌);第2章 中世文学における租税(中世日本の年貢;貴族文学における租税;説話文学における租税;『方丈記』・『徒然草』・『平家物語』と租税;『吾妻鏡』・『太平記』と租税);第3章近世日本の租税と文学(徳川時代の年貢;西鶴と近松にみる文学と租税;俳句・川柳・狂歌にみる税金;儒者・漢詩人と租税;国学者本居宣長の租税思想;地方役人・地方藩主と年貢;旧幕臣の記録から);第4章 近・現代の租税と文学(明治初期の租税思想;露伴・漱石・鴎外と租税;風俗小説と租税—永井荷風の場合);第5章 短歌にみる日本の税金(斎藤茂吉の税金歌 ...

    Available at 158 libraries

  • 枕艸紙 . 方丈記 . 徒然草

    [清少納言著] . [鴨長明著] . [吉田兼好著] ; 三浦理編

    有朋堂書店 1912.10 有朋堂文庫 / 塚本哲三編

    Available at 157 libraries

  • 方丈記

    [鴨長明著] ; 安良岡康作全訳注

    講談社 1980.2 講談社学術文庫, [459]

    Available at 154 libraries

  • 隠者の文学 : 苦悶する美

    石田吉貞 [著]

    講談社 2001.11 講談社学術文庫, [1521]

    ... 人々。閑寂な生活、人間の性の直視、漂泊の旅と絶対の孤独。長明・兼好・西行の隠の三つの様式を分析し、俳諧・石庭・利休の茶など、日本文化の底流を貫く「わび」「さび」の精神のルーツと本質を明らかにする。 1 点描—序にかえて;2 隠者と隠者文学;3 隠遁;4 西行;5 長明—『方丈記』;6 兼好;7 連歌;8 茶—隠者的なるもの

    Available at 154 libraries

  • 方丈記 ; 徒然草

    神田秀夫, 永積安明校注・訳

    小学館 1986.3 完訳日本の古典, 第37巻

    Available at 152 libraries

  • 日本文章表現史 : 資料と解説

    秋本守英編

    和泉書院 2006.1 いずみ昴そうしょ, 4

    国宝・重要文化財など貴重かつ重要な資料を豊富に掲載。日本語文章表現史の流れを一望する。 上代(魏志倭人伝;稲荷山古墳出土金錯銘鉄剣(金石文) ほか);中古(古今和歌集仮名序;古今和歌集 ほか);中世(方丈記;新古今和歌集 ほか);近世(古活字版伊曽保物語;真草二行節用集 ほか);近代(変則漢文体 東京新繁昌記初編;通俗物語文体1 皿屋敷於菊之実伝 ほか)

    Available at 151 libraries

  • 方丈記解釋大成

    簗瀬一雄著

    大修館書店 1972

    Available at 147 libraries

  • 国文学の世界

    島津忠夫著

    和泉書院 2008.2 島津忠夫著作集 / 島津忠夫著, 第14巻

    ... 随想で綴る私の履歴 : 付、体験を通しての教育制度雑感 男ひとりの食日誌 : 平成十三年 第1章 国文学の世界(幻の国文学概論;『角川古語大辞典』の編集に関与して;『新国歌大観』の成立するまで;中世語—中世文学研究のために;古典の口語訳ということ;谷山茂氏と「幽玄」;真字本『方丈記』のこと—序によせて;『椿説弓張月』を読んで;書評の中から);第2章 冷泉家時雨亭文庫蔵歌書紙背文書の連歌(文永本『新古今和歌集』紙背文書の連歌;承空本私家集紙背文書の連歌—付、素寂本私家集『友則集』紙背文書の連歌);第3章 西山宗因生誕四百年(西山宗因讃—西山宗因生誕四百年;美作道の吟行—西山宗因『津山紀行』 ...

    Available at 147 libraries

  • 宗教文芸の言説と環境

    原克昭編

    笠間書院 2017.11 シリーズ日本文学の展望を拓く / 小峯和明監修, 第3巻

    総論 : 宗教文芸の沃野を拓くために 〈仏教文芸〉論 : 『方丈記』の古典と現代 天竺神話のいくさをめぐって : 帝釈天と阿修羅の戦いを中心に 民間伝承における「鹿女夫人」説話の展開 中世仏教説話における遁世者像の形成 : 高僧伝の受容を中心に 法会と言葉遊び : 小野小町と物名の歌を手がかりとして 蘇民将来伝承の成立 : 『備後国風土記』逸文考 『八幡愚童訓』甲本にみる異国合戦像 : その枠組み・論理・主張 『神道集』の「鹿嶋縁起」に関する一考察 日本における『法華経顕応録』の受容をめぐって : 碧沖洞叢書八・説話資料集所収『誦経霊験』の紹介を兼ねて 阿育王塔談から見た説話文学の時空 ...

    Available at 145 libraries

  • 内田百間全集

    内田百間著

    講談社 1971.10-1973.4

    第1卷 , 第2卷 , 第3卷 , 第4卷 , 第5卷 , 第6卷 , 第7卷 , 第8卷 , 第9卷 , 第10卷

    第1卷: 冥途 旅順入城式 百鬼園隨筆 續百鬼園隨筆 無絃琴 第2卷: 鶴 凸凹道 有頂天 隨筆新雨 百鬼園俳句帖 : 附拾遺 第3卷: 北溟 丘の橋 居候匆々 百鬼園日記帖 續百鬼園日記帖 第4卷: 鬼苑横談 菊の雨 船の夢 沖の稻妻 百間座談 王樣の背中 第5卷: 戻り道 新方丈記 贋作吾輩は猫である 東京燒盡 百鬼園夜話 百鬼園俳句 第6卷: 隨筆億劫帳 實説艸平記 鬼園の琴 無伴奏 第7卷: 阿房列車 第二阿房列車 第三阿房列車 禁客寺 第8卷: いささ村竹 鬼苑漫筆 ノラや 東海道刈谷驛 つはぶきの花 第9卷: けぶりか浪か クルやお前か 波のうねうね 馬は丸顔 第10卷: ...

    Available at 144 libraries

  • 鴨長明 : 自由のこころ

    鈴木貞美著

    筑摩書房 2016.5 ちくま新書, 1187

    ... 誰もが習い覚えた『方丈記』。その作者の鴨長明といえば、「数寄」の語で語られ、ディレッタントともいわれてきた。地方、その世界観は、しばしば仏教的無常観といわれてきた。これまで鴨長明の名は、かなりの長きにわたってよく知られてきたが、その像は、なかなかひとつに結ばれなかった。そこで、『方丈記』に『無名抄』『発心集』を加えた三作から、新たな鴨長明像を提出する。そして、「ゆく河の流れは絶えずして」にはじまる世界観がなぜ現代人の心によく響くのかを明らかにする。 序 ゆく河の流れは;第1章 鴨長明—謎の部分;第2章 長明の生涯—出家まで;第3章 『無名抄』を読む;第4章 『方丈記』—その思想とかたち ...

    Available at 141 libraries

  • 中世の人と自然の関係史

    水野章二著

    吉川弘文館 2009.3

    ...  日本中世における人と自然の関係史;1 中世荘園・村落の景観と環境(人と自然の関係史素描—中世の環琵琶湖地域を中心に;原「里山」の光景—中世の後山;近江国木津荘の成立と展開;中世村落の景観と環境);2 中世の災害と環境(中世の災害—水害への対応を中心に;中世の都市災害—『方丈記』に描かれた平安末期の京都;伊勢国大国荘の立地環境と水害)

    Available at 141 libraries

  • 文芸の創成と展開

    村井康彦著

    思文閣出版 1991.6

    ... 主人公;雑談の系譜—説話の継承と定着をめぐって;転換期の社会階層—『今昔物語』の時代;道真の左遷と天神信仰;「〓馬の党」と「〓船の輩」;『江談抄』の成立に関する覚書;説話集の成立—『宇治拾遺物語』の場合;陰の部分への照射—『今昔物語』怪異譚の語るもの;鹿跡御坂の境迎え—「寸白受領」説話の背景;『方丈記』の時代;遁世の証人—〈歴史〉の西行;中世武門の精神構造;中世の女性たち;『平家物語』覚書—琵琶法師の役割にふれて;『玉葉』と『平家物語』—記録者の視角・物語の視角;中世社会と自殺—自殺と自殺的行為について;平清盛—出生をめぐって;『平家納経』の謎;『平家』断想;流人の島—その精神史;蓮華王院由来

    Available at 140 libraries

  • 自己形成の苦悩

    今西順吉著

    筑摩書房 1988.8 漱石文学の思想 / 今西順吉著, 第1部

    序説 漱石とは誰か(「則天去私」を指標とする立場;漱石と精神病;「漱石の恋人」論;漱石とは誰か);第1章 作家以前(生い立ち;第一中学時代の夢;二松学舎における決断;母の死から復籍まで;道徳会批判;混迷;智の立場;厭世;箱根行;「狂なるかな狂なるかな」;嫂の死をめぐって;自然喪失;『方丈記』批評;「文壇に於ける平等主義の代表者『ウオルト、ホイットマン』Walt Whitmanの詩について」;「英国詩人の天地山川に対する観念」;参禅;松山行;熊本時代);第2章 自己本位の確立(英国留学への心構え;ロンドンにおける研究生活;教師生活の4年間;『英文学形式論』と「自己本位」の立場;『文学 ...

    Available at 139 libraries

  • 補遺:日本を訳す/書誌

    ドナルド・キーン著

    新潮社 2020.2 ドナルド・キーン著作集 / ドナルド・キーン著, 別巻

    ... 本文化を概観する;日本文化と女性;私の『源氏物語』;平家と日本文学;能の普遍性;外国から見た『おくのほそ道』;近松を英訳して;翻訳について;私の日本住居論;訳し難いもの;日本文学史について;日本人の美意識と日本語の魅力;古くして新しきもの—日本の文化に思う;なぜ、いま「日本国籍」を取得するか;『方丈記』は語る);著作集総索引;著作集総目次;書誌:著書目録;書誌:著作目録;ドナルド・キーン年譜

    Available at 137 libraries

  • 日本の書物への感謝

    四方田犬彦著

    岩波書店 2008.10

    『古事記』にはじまり、『枕草子』、『方丈記』、『謡曲集』、芭蕉から鶴屋南北まで、いまの自分を形づくってきた書物たち。若いころに親しんだその追憶のままに本を手にし、再読する幸福、そしてあらたに気づかされたこと。日本の古典に感謝の気持ちをこめて、みずからの読書遍歴をたどった一冊。 『古事記』;『出雲国風土記』;『竹取物語』;『万葉集』;『枕草子』;『源氏物語』;『今昔物語集』;『梁塵秘抄』;浦島太郎;『金槐和歌集』;『方丈記』;『歎異抄』;『正法眼蔵』;『徒然草』;『神道集』;『謡曲集』;『せんせう太夫』;『天地始之事』;芭蕉;井原西鶴;蕪村;平賀源内;上田秋成 ...

    Available at 136 libraries

  • 内田百間と私

    中村武志著

    岩波書店 1993.4 同時代ライブラリー, 145

    ... 無類の美食家であり、借金に長けた大錬金術師—著書は国鉄職員にして、目白三平シリーズの作家。一風変わった師弟のたどったユーモラスで、哀しく、うらやむべき戦後の軌跡。 鸛が運んで来たオヤジ;信州の山猿上京す;就職早々クビになる;百鬼園随筆との出会い;大義名分は五百万読者;榜葛刺屋盛衰記;鬼苑方丈記;百〓先生弟子の代筆;編集権を奪われる;百〓先生の序文をいただく;著者は叱られる;もの書きはつらいよ;見合いの栗饅頭を食べる;百〓先生の錬金術;阿房列車の留守番と見送り;二足のワラジをはく;訓示しても膨張する;ホテルの洗濯;沢庵石;銀杏探し;分身を追う;自由にはき続ける一足;ボケないうちに「こう死にたい」の記 ...

    Available at 135 libraries

  • 方丈記私記

    堀田善衛著

    筑摩書房 1971

    Available at 135 libraries

  • 後白河法皇

    棚橋光男著

    講談社 1995.12 講談社選書メチエ, 65

    ... 大天狗」だったのだろうか。本書は、文化創造の場や、精神史の暗部にまでわけいり、現実の向こうにこの政治的巨人が透視していた可能性を鋭く指摘する。王権の転換・再生を軸に、東アジアの知的交流にまで眼くばりした力作論文集。 第1章 後白河論序説;第2章 後白河王権期の都市京都—『方丈記』に見るイメージ;第3章 中世国家の成立;第4章 『参天台五台山記』—日宋交流史の一断面

    Available at 131 libraries

  • 日本古代の神話と文学

    荻原千鶴著

    塙書房 1998.1

    ... 神名」の古訓;大八嶋国生み神話の「景行朝志向」;景行記—山河の神の言向 ほか);第2編 『古事記』—女性像と天皇像(女鳥王—説話の発展とその周辺 ほか);第3編 『万葉集』—歌と歌人(初期万葉の挽歌—倭太后歌を中心に;天智天皇崩時「婦人作歌」考—「女の挽歌」論によせて;天武皇子の序列について;『方丈記』冒頭考—『万葉集』歌との関りにおいて);付編 近世の「日本神話」研究

    Available at 131 libraries

  • 方丈記

    [鴨長明著] ; 細野哲雄校註

    朝日新聞社 1970.8 日本古典全書

    Available at 130 libraries

  • 鴨長明方丈記 . 十六夜日記

    [鴨長明著] . [阿仏尼著]

    古典文庫 1956.4 古典文庫, 第105

    Available at 127 libraries

  • 方丈記

    鴨長明著 ; 蜂飼耳訳

    光文社 2018.9 光文社古典新訳文庫, [KAカ3-1]

    災厄の数々、生のはかなさ…。人間と、人間が暮らす建物を一つの軸として綴られた、日本中世を代表する随筆。京都郊外の日野に作られた一丈四方の草庵で、何ものにも縛られない生活を見出した鴨長明の息遣いが聞こえる瑞々しい新訳!和歌十首と、訳者のオリジナルエッセイ付き。 方丈記;エッセイ;方丈記原典

    Available at 127 libraries

  • 古典のすすめ

    谷知子著

    KADOKAWA 2017.11 角川選書, 594

    ... 教科書に描かれることのない古典の豊穣な世界を味わう。 生まれてくること—『古事記』ほか;大人になること—『鉢かづき』ほか;教育ということ—『風姿花伝』ほか;働くこと—『日本永代蔵』ほか;恋すること—『曾根崎心中』ほか;結婚すること—『源氏物語』ほか;自然と共存すること—『方丈記』ほか;名前ということ—『古今和歌集』ほか;理想ということ—『新古今和歌集』ほか;美しいということ—『平家物語』ほか;差別ということ—『宇治拾遺物語』ほか;旅ということ—『海道記』ほか;祝祭ということ—『万葉集』ほか;日本ということ—『吉備大臣入唐絵巻』ほか;病気ということ—『大鏡』ほか;老いると ...

    Available at 127 libraries

  • 美しきもの見し人は ; 方丈記私記 ; 定家明月記私抄

    堀田善衛著

    筑摩書房 1994.2 堀田善衞全集 / 堀田善衞著, [第2期] 10

    美しきもの見し人は 方丈記私記 定家明月記私抄 定家明月記私抄 続篇 独自な美術論『美しきもの見し人は』と、長明、定家という乱世を生き抜いた人物像を捉え直し、転換期の時代を浮彫りにした二作。

    Available at 126 libraries

  • 平家物語・方丈記・徒然草・説話物語・謡曲・狂言

    明治書院 1959.10 講座解釈と文法, 5

    Available at 126 libraries

  • 方丈記に人と栖の無常を読む

    大隅和雄著

    吉川弘文館 2004.2

    世を捨て山里に隠遁した鴨長明は、激動の時代にあって人生や社会の地獄を見た経験と、方丈という小さな建物に託した心の揺れ動きを『方丈記』に記した。諦めや慰めの中で日々を暮らす現代日本人の処世観の源流にせまる。 1 鴨長明と『方丈記』;2 五つの不思議;3 鴨長明の出自と出家;4 草庵の生活と浄土教;5 さまざまな『方丈記』と『池亭記』;6 日本人の人生哲学

    Available at 123 libraries

  • 日本の異端文学 ; 「方丈記」を読む

    松田修著

    右文書院 2002.11 松田修著作集 / 松田修著, 第5巻

    日本の異端文学(異端の原像;英雄放逐譚;知の異端者の誕生—記紀にみる人間造型;述志者の没落;時代遅れの美学—和泉式部伝承 ほか);「方丈記」を読む(長明とは誰か;『方丈記』を読む;歌のわかれ;遊狂の源流)

    Available at 123 libraries

  • 方丈記五種

    [鴨長明著] ; 松浦貞俊校訂

    古典文庫 1947.6 古典文庫, 第5冊

    Available at 122 libraries

  • 堀田善衞全集

    堀田善衞著

    筑摩書房 1974-1975

    1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 6 , 7 , 8 , 9 , 10 , 11 , 12 , 13 , 14 , 15 , 16

    ... ルイス・カトウ・カトウ君 墓をめぐる 橋上幻像 聖者の行進 酔漢 19階日本横町 11: インドで考えたこと 後進国の未来像 キューバ紀行 アジア・アフリカ・ラテンアメリカの旅から アジア・アフリカ作家会議より 12: 上海にて 中国を考える 小国の運命・大国の運命 静かなヨーロッパ 13: 美しきもの見し人は 方丈記私記 初期文芸評論 14: 人間の条件 なかじきり 15: 日本を見る 手帳 16: 本とつきあう 『世界の名著』より

    Available at 122 libraries

  • 土左日記 . 堤中納言物語 . 枕草子 . 方丈記 . 徒然草

    堀江敏幸著 . 中島京子著 . 酒井順子著 . 高橋源一郎著 . 内田樹著

    河出書房新社 2018.1 作家と楽しむ古典

    ... 清少納言は「あるある」のパイオニア 方丈記 : 翻訳は小説を書くことと同じです 徒然草 : 五感をフル稼働させて書いた 古典文学が身近に、読むのが楽しくなる!「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」で新訳を手掛けた作家たちによる最高の古典案内。 土左日記—「虚構」と実験の書(堀江敏幸)(未解決だったこと;揺れる原文 ほか);堤中納言物語—軽やかなパロディ短篇集(中島京子)(日本最古の短篇物語集;堤中納言って誰よ? ほか);枕草子—清少納言は「あるある」のパイオニア(酒井順子)(リア充自慢の女友達;サロンのムードメーカー ほか);方丈記—翻訳は小説を書くことと同 ...

    Available at 121 libraries

  • 岩波講座日本文学史

    岩波書店 1958-

    第1巻:古代[1] , 第2巻:古代[2] , 第3巻:古代[3] , 第4巻:中世[1] , 第5巻:中世[2] , 第6巻:中世[3] , 第7巻:近世[1] , 第8巻:近世[2] , 第9巻:近世[3] , 第10巻:近世[4] , 第11巻:近代[1] , 第12巻:近代[2] , 第13巻:近代[3] , 第14巻:近代[4] , 第15巻:近代[5] , 第16巻:一般項目

    ... 第2巻:古代[2]:初期万葉 憶良と旅人 古代貴族の精神 仮名文字・仮名文の創始 物語文学の展開 芸能の歴史 第3巻:古代[3]:日本神話と歴史 風土記の世界 呪祷文学 古代歌謡 赤人と家持 古代の和歌と漢詩 枕草子 古代の日記・紀行文学 古代文学の発想と主題 第4巻:中世[1]:中世仏教と中世文学 方丈記と徒然草 中世の日記・紀行文学 中世歌論 中世歌謡 世阿弥 絵巻物と文学 第5巻:中世[2]:中世における都市と農村の文化 語りもの文芸 平家物語と太平記 : 軍記物語の展望 西行・実朝 連歌の形成と展開 中世の演劇 キリシタン文学 第6巻:中世[3]:中世文学の成立 中世説話文学 中世物語の展開 ...

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  • 鴨長明

    三木紀人〔著〕

    講談社 1995.2 講談社学術文庫, [1164]

    隠者文学の代表作といわれる『方丈記』の作者鴨長明は、京都下鴨社社家の次男。自閉的な性格で妻子とも三十代の初めに離別した。詩歌管絃にすぐれ、歌人としても活躍したが、五十歳のとき下鴨社の人事異動に敗れ、大原に移って出家した。晩年の著作『方丈記』『無名抄』『発心集』に彼の独自な生き方を読みとることができる。生涯、心の救済と格闘し続けた数奇者としての長明の一生を縦横に描いた好著。 幼年期;孤児;出発期;異性体験;大火と辻風;都遷り;飢餓と戦乱;歌林苑;三十歳前後;三十代;中原有安;四十代へ〔ほか〕

    Available at 120 libraries

  • 中近世移行期の文化と古活字版

    高木浩明著

    勉誠出版 2020.12

    ... 作環境をめぐって 下村本『平家物語』書誌解題稿 『平家物語』十行平仮名古活字本は下村本の底本たり得るか 下村本『平家物語』とその周辺 『平家物語』古活字覚一本についての覚書 古活字版『源平盛衰記』の諸版について 「嵯峨本」再見 嵯峨本『伊勢物語』書誌考証 古活字版『伊勢物語』書誌解題稿 嵯峨本『方丈記』書誌考証 嵯峨本『撰集抄』書誌考証 『百人一首抄』〈幽斎抄〉成立前後 『徒然草寿命院抄』成立前夜 古活字版『徒然草寿命院抄』書誌解題稿 角倉素庵と学問的環境 古活字版を必要とした人々 古活字版『大和物語』の刊行年時を考える 古活字版『後漢書』の刊行年時を考える 本文は刊行者によって作られる 要法 ...

    Available at 120 libraries

  • 新・新猿楽記 : 古代都市平安京の都市表象史

    深沢徹著 ; 神奈川大学人文学研究所編

    現代思潮新社 2018.3 神奈川大学人文学研究叢書, 41

    ... 青蛙のとまどい(都市へのまなざし(二)—『池亭記』異論;うつろの楼閣、六条院—慶滋保胤『池亭記』の影を、そこに見てとる);黒猿のうそぶき(都市へのまなざし(三)—『新猿楽記』謬見;一〇〇〇年紀の社会学者—藤原明衡筆『新猿楽記』における芸能の位置);金狐のあやかし(都市へのまなざし(四)—ラカンで読む『方丈記』;いちじるき主体構築—『愚管抄』にみる、「カタカナ表記」のパフォーマティビティ);赤駒のかけり(星の降る街—“知”の越境、もしくはメディアとしての「未来記」)

    Available at 120 libraries

  • 方丈記 : 大福光寺本

    鴨長明 [著]

    日本古典文学刊行会 1971.10 複刻日本古典文学館 / 日本古典文学会編, 第1期

    [本編] , 解題

    Available at 117 libraries

  • 古典の未来学 : projecting classicism

    荒木浩編

    文学通信 2020.10

    ... 風景を捉える川合玉堂の「眼差し」 : 大衆性と同時代性と 洋画家・岸田劉生の初期の制作にみる古典性の投企 : 美術の複製メディアを手がかりに 柳田國男『遠野物語』の「戦争物語」への変奏 : 村野鐵太郎監督の映画「遠野物語」を中心に 「日本文学史」の今後一〇〇年 : 『日本「文」学史』から見通す 投企された「英訳方丈記」 : 夏目漱石の「作家論」から「天才論」へ 古典の翻訳 : 大衆性と視覚性を問う/ 李愛淑 [著] 古事記の〈天皇像〉 : 「詔」の字の分析をとおして 一三世紀の失敗した宗教議論 : 『広疑瑞決集』の政治議論を中心に 点描西源院本『太平記』の歴史 : 古写本から文庫本まで 「太平記史観」をとらえる ...

    Available at 116 libraries

  • 講義日本文学 : 「共同性」からの視界

    東京大学文学部国文学研究室編

    東京大学出版会 2021.3

    ... 個性が生まれるとき : 西行と藤原俊成 源氏物語と漢文学 : 漢詩文の引用と〈共同性〉 平安時代の和歌 : 言葉と〈共同性〉 浪人の連帯感 : 『西鶴諸国ばなし』に見る〈共同性〉 テクストの中の"文壇" : 近代文学の〈共同性〉 歌うことと書くこと : 雄略記を読む2 無常観が生みだすもの : 方丈記と徒然草 「座」から切り離された発句 : 『奥の細道』と連句の〈共同性〉 演技する「小説家」 : 志賀直哉『城の崎にて』を中心に 日本文学と〈共同性〉 具体的な作品・表現に触れながら、古代から現代まで時代を超えた文学の核心に迫る。 はじめに—なぜ“共 ...

    Available at 115 libraries

  • 日本仏教の形成と展開

    伊藤唯真編

    法藏館 2002.10

    ... 養をめぐって 天満天神信仰の成立と変遷 : 鎮国と衆生守護 「厭離穢土」考 : 摂関期浄土教をめぐる諸問題 『扶桑略記』と末法 報恩蔵の一切経について 鎌倉における顕密仏教の展開 重源・鑁阿と勧進の思想 仏師快慶とその信仰圏 法然上人の生誕地について 證空の造形芸術と信仰 中世山門史料と善導 『方丈記』の深層 : 身体性の視点から 中世仏教における本尊概念の受容形態 古代・中世における別所寺院をめぐって : 二形態の別所寺院の経営と寺僧・聖による仏教信仰の流布を中心に 中世の浄華院と金戒光明寺 地域権力と寺社 : 陣所を訪ねる人々 中世における寺社参詣と「穢」 豊臣秀吉と大徳寺 豊臣期所司代の ...

    Available at 115 libraries

  • 文学こそ最高の教養である

    駒井稔, 「光文社古典新訳文庫」編集部編著

    光文社 2020.7 光文社新書, 1075

    ... 巧妙に作品に隠した秘密とは ロシア文学への入り口 ナボコフ『カメラ・オブスクーラ』『絶望』 : 『ロリータ』の作家が、亡命時代にロシア語で書いた小説の謎 ドストエフスキー『賭博者』 : 文豪の三つの病、そしてルーレットと性愛と創作の関係とは? 日本文学・アフリカ文学・ギリシア哲学への入り口 鴨長明『方丈記』 : 達観していない作者、災害の記録 : 予想外の人間臭さの魅力 アチェベ『崩れゆく絆』 : 世界的ベストセラーに見る、アフリカ社会の近代との出会い プラトン『ソクラテスの弁明』 : 哲学二千年の謎を解く : 死の理由、そしてプラトンの戦略とは イベント会場の隅から 混迷の深まる現代に ...

    Available at 114 libraries

  • 漱石のヒロインたち : 古典から読む

    増田裕美子著

    新曜社 2017.6

    ... 『こころ』の夢幻能的構造の指摘など、口承的な古典の視点から斬新な読みを展開する。漱石生誕150年に贈る力作。 第1部 漱石のヒロインたち(『虞美人草』の「紫の女」;『行人』のお直をめぐって;『それから』の三千代—百合の表象;『三四郎』の美禰子をめぐって);第2部 漱石文学と古典(漱石と『方丈記』;『門』の美的世界;「坊っちゃん」という謎—『坊っちゃん』と義経伝説);第3部 『こころ』をめぐって(『こころ』に描かれた「時」;「私」との対話)

    Available at 114 libraries

  • 自然災害と疾病

    安田政彦編

    竹林舎 2017.3 生活と文化の歴史学, 8

    ... 記録にみる自然災害と疾病(日本書紀に見る自然災害と疾病;『日本三代実録』の災害記事;六国史にみる疾病;平安貴族社会における気象災害—『御堂関白記』の天気・気象の記録;平安日記にみる疾病—摂関期の貴族の病と中国医学;中世公家日記と自然災害・疾病);2 文学にみる自然災害と疾病(古事記にみる自然災害と疾病;『方丈記』の天災記事についての一考察;物語にみる自然災害;瘧病の光源氏—『源氏物語』における疫病と治世);3 自然災害・疾病と神仏(平安時代の「怪異」と卜占;自然災害と神仏;疾病と神仏—律令国家の成立と疾病流行および疾病認識);4 地域の自然災害・疾病(古代東北の自然災害・疾病—付.地方からの災害報告と中 ...

    Available at 112 libraries

  • 紫式部日記解 ; 土佐日記考証 ; 蜻蛉日記解環 ; 長明方丈記抄 ; 方丈記流水抄 ; 方丈記泗説

    室松岩雄編

    國學院大學出版部 1909.8 國文註釋全書 / 室松岩雄編

    Available at 111 libraries

  • 方丈記諸注集成

    簗瀬一雄編・翻刻

    豊島書房 1969.2

    Available at 110 libraries

  • 方丈記

    鴨長明著 ; 浅見和彦校訂・訳

    筑摩書房 2011.11 ちくま学芸文庫, [コ10-9]

    日本古典文学中屈指の名文『方丈記』。著者鴨長明が見聞し体験した、大火、大風、遷都、飢饉、大地震などが迫真の描写で記録され、その天災、人災、有為転変から逃がれられない人間の苦悩、世の無常が語られる。やがて長明は俗界から離れ、方丈の庵での閑居生活に入りその生活を楽しむ。しかし、本当の心の安らぎは得ることができず、深く自己の内面を凝視し、人はいかに生きるべきかを省察する。本書は、この永遠の古典を、混迷する時代に生きる現代人ゆえに共鳴できる作品ととらえ、『方丈記』研究第一人者による新校訂原文とわかりやすい現代語訳、理解を深める評言によって構成した決定版。 序章;安元の大火 ...

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  • 鴨長明全集

    鴨長明 [著] ; 大曾根章介, 久保田淳編

    貴重本刊行会 2000.5

    方丈記 無名抄 発心集 鴨長明集 正治二年第二度百首 鴨長明和歌集成 瑩玉集 鴨長明伊勢記抜書 文字鏁 四季物語 鴨長明伝記資料 鴨長明説話集成 方丈記関係資料 中世文学をそれ以前の文学と別つ大きな特色の一つは、ジャンルの多様性にあるといえるであろう。そしてそれら多くのジャンルにわたって絢爛たる才能を発揮した文学者が鴨長明であった。この多芸多才な作家・歌人の人となりは、誇り高く、激情的で、きわめて傷つきやすい繊細な感性の持主であった。夏目漱石・芥川龍之介・佐藤春夫など、近代作家に長明を愛する人の少なくないのは、故なしとしない。本全集はこの稀有な個性の全文業と ...

    Available at 110 libraries

  • 日本古典と感染症

    ロバート キャンベル編著

    KADOKAWA 2021.3 角川文庫, 22439

    ... そしてその困難の中、人はどのように希望を見出していったのか。『万葉集』に残る天然痘の挽歌、『源氏物語』に描かれるマラリア『方丈記』養和の飢饉、『徒然草』などが描く流言蜚語、江戸時代の三密回避「はしか遠慮」、夏目漱石と腸チフスほか。約1300年間の記録をたどり感染症の地平を見わたす書き下ろし論集。 感染症で繋げる日本文学の歴史(ロバートキャンベル);『万葉集』と天平の天然痘大流行(品田悦一);平安時代物語・日記文学と感染症—虚構による「神業」の昇華(岡田貴憲);『方丈記』「養和の飢饉」に見る疫病と祈り(木下華子);神々の胸ぐらを掴んで—感染症と荒ぶる禅僧のイメージ(ディディエ・ダヴァン) ...

    Available at 109 libraries

  • 雲・雪・風・雨

    鈴木健一編

    三弥井書店 2015.2 天空の文学史

    天空に描き出される神秘性・心情表現・風景描写に日本人の心の在り方や季節感・美意識・宗教観をよむ。 雲・雪・風・雨;『万葉集』の雲—偲ぶよすがとしての「雲」を起点として;平安和歌における「雨」;『伊勢物語』の小野の雪;『源氏物語』御法巻の秋風;『枕草子』の雪;『方丈記』の辻風;『徒然草』の雪;『平家物語』の風;中世和歌の描いた雲〔ほか〕

    Available at 109 libraries

  • 徒然草・方丈記 : 吉田兼好と鴨長明の二大随筆

    島尾敏雄, 堀田善衛 [著]

    世界文化社 2006.7 ビジュアル版日本の古典に親しむ, 9

    徒然草(つれづれなるままに;わが身のやんごとなからんにも;あだし野の露きゆる時なく;世の人の心まどはす事 ほか);方丈記(序;安元の大火;治承の旋風;福原遷都 ほか)

    Available at 109 libraries

  • 徒然草 ; 方丈記

    山崎正和 [著]

    学習研究社 1980.5 現代語訳日本の古典, 12

    Available at 108 libraries

  • 京都古典文学めぐり : 都人の四季と暮らし

    荒木浩著

    岩波書店 2023.6

    時空間を越えて、京都をめぐるガイドブック。『源氏物語』『枕草子』『方丈記』『徒然草』…。京都の地名や寺社を手がかりに、都人が暮らした古典文学の舞台を訪ねる。わかりやすい現代語訳とエッセイ、絵巻などの豊富な図版で名作の魅力を伝える古典文学案内の決定版! 序章 京都の古典文学―二つのはじまり(鴨長明という案内人―日野の方丈石(『方丈記』);物語の祖先から―小倉山(『竹取物語』));第1章 都の四季のいろどり(桜の花ざかり―水無瀬、交野、渚の院(『伊勢物語』);山の桜のころ―鞍馬寺(『源氏物語』) ほか);第2章 移ろいゆく人生と季節(初午大祭の出会いと願い―伏見稲荷(『枕草子』) ...

    Available at 108 libraries

  • 現代語訳方丈記

    佐藤春夫著

    岩波書店 2015.3 岩波現代文庫, 文芸 ; 259

    方丈記』は、時代、政治の移り変わり、天変地異により翻弄され続ける、この世での人の命と栖のはかなさを、深い無常観を踏まえた上で隠者鴨長明が和漢混淆の雄勁な日本語で描いた中世随筆文学の代表作。日本人の精神性そのものを、緊張感溢れる、しかも流れる如き名文で表現している。文豪佐藤春夫の名訳で味わう。西行、長明、兼好の隠者の系譜を論じた小説、評論三篇を併せて収載した。

    Available at 108 libraries

  • 中世文学の研究 : 現代文学との関連を中心として

    東京大学中世文学研究会編

    明治書院 1968.11

    中世文学と現代 : 唐木順三を中心に 中世文学と現代作家 : 三島由紀夫・花田清輝の場合 乱世と現代作家小論 : 唐木・加藤・山崎の場合 小林秀雄 亀井勝一郎論 : 概念の混乱と伝統論の自家撞着 「方丈記」の注釈 : 無常の問題 「とはずがたり」の注釈をめぐって 最近の仏教文学の注釈 半井本「保元物語」に関する試論 : 為義像を中心として 定家研究の回顧とその問題点 中世文学と仏教の問題 外国における中世文学研究

    Available at 107 libraries

  • 朝日百科世界の文学

    週刊百科編集部編

    朝日新聞社 2002.4

    : [セット] , 1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 6 , 7 , 8 , 9 , 10 , 11 , 12 , 13

    ... フランクリン、J・F・クーパーほか 光と影の源流);南北アメリカ2(M・ミッチェル、パール・バックほか ポスト・バブルの実験;テネシー・ウィリアムズ、アーサー・ミラーほか ブロードウェイと文学 ほか);日本1(古事記、日本書紀、風土記 交感する古代;万葉集 日本的感性の基盤 ほか);日本2(徒然草、方丈記ほか 旅する人々、発心する人々 ほか);日本3(森鴎外、二葉亭四迷ほか 近代との遭遇;尾崎紅葉、樋口一葉ほか 文学市場の形成 ほか);中国(詩経、楚辞、山海経ほか 古代の歌と神話;孔子、老子ほか 思想家たちの饗宴 ほか);アジア・アフリカ・オセアニア(春香伝、洪吉童伝、時調ほか 韓国・朝鮮の文学;金東仁 ...

    Available at 106 libraries

  • 方丈記全釈

    武田孝著

    笠間書院 1995.9 笠間注釈叢刊, 17

    Available at 105 libraries

  • 方丈記

    手崎政男著

    笠間書院 1994.2 笠間叢書, 268

    Available at 105 libraries

  • 鴨長明研究 : 表現の基層へ

    木下華子著

    勉誠出版 2015.3

    方丈記』『無名抄』『発心集』の作者にして、歌人・音楽家でもあった鴨長明。数多くの領域にまたがるジャンル横断的な作者であった彼は、いかなる意図の下に作品を作り出し、何を実現しようとしたのか。長明とその諸作品について、表現・構想を総合的に解明し、その文学史的意義を明らかにする。 第1部 『無名抄』(自らを物語る—「セミノヲガハノ事」から;鴨長明の和歌観—「式部赤染勝劣事」「近代歌躰」から;伝本研究);第2部 和歌(始発期—俊頼・俊恵・歌林苑;『正治後度百首』の構想;予言する和歌—「もるもすめる」詠をめぐって);第3部 『方丈記』(「世ノ不思議」への視線;『方丈記』が我が身を語る方法 ...

    Available at 105 libraries

  • 日本の書物

    紀田順一郎著 ; 宮田雅之画

    勉誠出版 2006.10

    ... 現代人にもわかりやすいエピソードをまじえて紹介する、格好の古典入門。作品の精髄を伝える宮田雅之の挿画を多数含むほか、巻末には現在入手可能なテキストの一覧表を付す。 第1章 古代(太古のロマン『古事記』;古代人の哀歓『風土記』;古代史の虚実『日本書紀』 ほか);第2章 中世(小さな巨編『方丈記』;貴族の挽歌『平家物語』;無垢の歌『金槐和歌集』 ほか);第3章 近世(人は石垣『甲陽軍鑑』;野放図な哄笑『作日は今日の物語』;異教徒の置土産『伊曾保物語』 ほか)

    Available at 105 libraries

  • 日本仏教文学と歌謡

    榎克朗著

    笠間書院 1994.1 笠間叢書, 264

    文学と宗教との出合い;鎌倉仏教と文学;明恵上人と「四座講式」—想仏恋の文学;「阿弥陀仏」二題—「紫式部日記」「方丈記」の場合;本地物と本事譚;声明と和讃・古和讃;「極楽六時讃」私箋;「極楽六時讃」の古写本と古態;「極楽六時讃」の本意と作者;親鸞の和讃と再帰的助動詞「しむ」;歌詞の透き間—「梁塵秘抄」の場合

    Available at 102 libraries

  • 日本語文例集 : 名文・佳文・美文百選

    野内良三著

    国書刊行会 2013.5

    『枕草子』『方丈記』『徒然草』といった古典から、作家・詩人・評論家・エッセイスト・民俗学者・科学者・数学者などさまざまなジャンルの現代の書き手まで—書くときに拠り所となる「読むべき」文章を精選し、それぞれに解説を加えた、文例集であると同時に作文術指南の書。巻末に、文彩を網羅した「レトリック小辞典」を付す。 身辺雑記・偶感;詩・小説;科学者の目;文化・社会・歴史;霊異・妖怪;哲学・思想・学問;軽妙・洒脱・辛辣・諷刺;宗教・倫理;言葉・文章・文学;文語文;古典

    Available at 101 libraries

  • 鴨長明伝

    五味文彦著

    山川出版社 2013.2

    飢饉、大地震、京中の大火、「世の不思議」をたびたび体験し、書き記した長明は、五十の春を迎えて家を出る。時代の波に翻弄されつつも、身をもって時代に立ち向かった長明の精神性を、『方丈記』『無名抄』などの著作から読み解く。 1 若き日々(行く川の流れ—鴨氏人の世界;糸竹・花月を友とせん—若き頃 ほか);2 和歌の道(一つの庵をむすぶ—新たな出発;いみじき面目—『千載集』 ほか);3 奉公の勤め(歌の事により北面に参り—正治・建仁の頃;御所に朝夕候し—和歌所の寄人として ほか);4 庵から問う(出家を遂げて—日野山の奥に;閑居の気味—方丈の庵にて ほか)

    Available at 101 libraries

  • 禅からみた日本中世の文化と社会

    天野文雄監修

    ぺりかん社 2016.7

    ... 容 : 禅の宗旨と文学観の連関をめぐって 骸骨の物語草子 : 『幻中草打画』再考 禅の「無」と世阿弥の「無」 : 『六祖壇経』をめぐって 狂言「釣狐」と『無門関』第二則「百丈野狐」 「茶禅一味」説の再検討 絵画から見た禅 禅林墨蹟の二面性 舎利信仰と禅 : 王権とのかかわりから 禅の本としての『方丈記』 : 「流水抄」と漱石・子規往復書簡から見えること 道元「水、水を見る」 : 井筒俊彦の『正法眼蔵』理解の一断面 岐陽方秀と世阿弥の交流と「一」への意識 : 室町時代初期の東福寺を中心とした中国風の思想 仮山水としての西芳寺 : 中世禅院における山水の枠組みをめぐって 禅宗と医療 宗論の史的考察 ...

    Available at 100 libraries

  • 世界文学としての方丈記 = Repositioning Hōjōki as world literature

    プラダン・ゴウランガ・チャラン著

    法藏館 2022.3 日文研叢書 = Nichibunken Japanese studies series, 第60集

    ... て、世界にその名を知らしめられた、鴨長明の『方丈記』。翻訳・翻案を経て、世界文学の最高傑作の一つとして受容されていった過程を、初めて考究した書。 世界文学としての『方丈記』—古典文学の新たな可能性に向けて;第1部 日本国内における『方丈記』の受容(成立から明治初期までの『方丈記』受容の概要);第2部 自然文学作品としての『方丈記』—夏目漱石の「英訳方丈記」を中心に(開国後に欧文で見る『方丈記』—ジェームス・メイン・ディクソンを中心に;夏目漱石と『方丈記』の最初の外国語訳への挑戦—詩人化された鴨長明;漱石とディクソンの『方丈記』英訳の比較検討—在日西洋人が見た鴨長明);第3部 ...

    Available at 99 libraries

  • 方丈記・徒然草論

    細谷直樹著

    笠間書院 1994.10 笠間叢書, 278

    第1章 方丈記論;第2章 徒然草論;第3章 中世歌論考;第4章 国文学研究余滴

    Available at 97 libraries

  • 文学と歴史と音楽と

    磯水絵著

    和泉書院 2023.2 研究叢書, 552

    ... の実態を例示する。第二編には『方丈記』成立八〇〇年記念の際の鴨長明関連論文、さらに『発心集』関係論文を収録し、著者の長明研究の方向性を示す。第三編には説話文学研究者として『宇治拾遺物語』『十訓抄』『古今著聞集』といった中世説話集を中心に、音楽以外の諸道—蹴鞠道、書道、医道—の説話等を紐解く。説話文学、鴨長明、そして日本音楽史を追究してきた著者による近年の研究の歩みを集成。 第1編 日本中世音楽史(詩歌と舞楽;『日本三代実録』巻頭について—「童謡」考;『教訓抄』に見る王朝の雅楽 ほか);第2編 鴨長明の音楽世界(長明と管絃;鴨長明と『方丈記』—初学者に向けて;院の北面—西行と長明 ...

    Available at 94 libraries

  • 国土が日本人の謎を解く

    大石久和著

    産経新聞出版 , 日本工業新聞社 (発売) 2015.7

    ... 明かす。戦後70年だからこそ問い直したい日本人とは何か。「日本人」を知れば他国のこともわかる! 序章 「日本人」の否定からは何も生まれない(「流れていく歴史」を持つ日本人;「人為の国」と「天為の国」 ほか);第1章 歴史を動かした国土と災害・飢饉(災害集中期おある日本;『方丈記』と災害飢饉 ほか);第2章 なぜ「日本人」は生まれたのか(日本の国土は他国と堂違うか;「日本人」を育んだ国土 ほか);第3章 なぜ日本人は世界の残酷さを理解できないか(世界の扮装と都市城壁;世界の大量虐殺スケール ほか);第4章 なぜ日本人は権力を嫌うのか(分散した平野の小さな共同体;「権利」と ...

    Available at 94 libraries

  • 仏教文学の構想

    今成元昭編

    新典社 1996.7 新典社研究叢書, 99

    仏教文学の構想—『方丈記』論によせて;『法華経』の法師;「白珠は—天平僧の嘆き」—『万葉集』と仏教覚書;平安女流日記と仏教—『蜻蛉日記』『柴日記』『更級日記』と浄土教;『日本霊異記』道場法師説話の外典による解明;『霊異記』のひずみ—信念の陥穽;『今昔物語集』本朝仏法部の闇;『今昔物語集』の慈悲と知恵—大江定基と鏡売りの女の話を手掛かりとして;『今昔物語集』と『仏』—『仏』と「仏法」の間;『今昔物語集』の三国往来説話—三国意識の展開を探る(一)〔ほか〕

    Available at 93 libraries

  • 中世自照文藝研究序説

    祐野隆三著

    和泉書院 1994.3 研究叢書, 145

    第1章 序説(自照文芸の概念;日記文芸の本質;紀行文芸の本質;随筆文芸の本質);第2章 自照文芸の成立(『隆房集』の世界;『建礼門院右京大夫集』の世界;『信生法師集』の世界);第3章 自照文芸の展開(『東関紀行』の世界;『うたゝね』・『十六夜日記』の世界;『方丈記』の世界);第4章 自照文芸の完成(『海道記』の世界;『とはずがたり』の世界;『竹むきが記』の世界;『徒然草』の世界)

    Available at 93 libraries

  • 野の古典

    安田登 [著]

    紀伊國屋書店 2021.1

    ... ゲス不倫どころではない——『伊勢物語』;源氏物語ごっこ——『源氏物語』;魂を鎮める——『源氏物語』、能『葵上』;呪詞としての和歌——『古今和歌集』『新古今和歌集』;音の文学——『平家物語』;闇の文学——『平家物語』;眠りの芸術能——『黒塚(安達原)』;初心忘るべからず——『風姿花伝』;随筆なう——『方丈記』『徒然草』;優雅な貧乏生活——『鶉衣』;カネとオンナ——『好色一代男』『日本永代蔵』;野の賢者松尾芭蕉;ゆっくり歩く——『おくのほそ道』;きわどいベストセラー——『東海道中膝栗毛』;怪談、怨霊、鎮魂——『死霊解脱物語聞書』『雨月物語』;漢文と日本人——『詩経』『笑府』ほか;声に出して読みたくなる ...

    Available at 93 libraries

  • 鴨長明伝の周辺・方丈記

    細野哲雄著

    笠間書院 1978.9 笠間叢書, 93

    Available at 92 libraries

  • 方丈記』と仏教思想

    今成元昭著

    笠間書院 2005.11

    『更級日記』と『法華経』 『方丈記』は、日本文学史上まれに見る思想的作品である。仏教的視座をあわせ持つ野心的文学研究。 総論編(『方丈記』『発心集』解説;『方丈記』の世界);各論編(蓮胤方丈記の論;『方丈記』の思想的基盤—『維摩経』・『発心集』との関わりにふれて;論争へのいざない—学界時評子へ ほか);付論(『更級日記』と『法華経』(講演);『更級日記』の構造と仏教;「聖」・「聖人」・「上人」の称について—古代の仏教説話集から ほか)

    Available at 91 libraries

  • 過去に触れる : 歴史経験・写真・サスペンス

    田中純著

    羽鳥書店 2016.4

    歴史経験の現場で、思考の襞をたどる— 序 危機の時間、二〇一一年三月(歴史の無気味さ—堀田善衞『方丈記私記』;鳥のさえずり—震災と宮沢賢治ボット;渚にて—「トポフィリ—夢想の空間」展に寄せて;希望の寓意—「パンドラの匣」と「歴史の天使」);1 歴史の経験(過去に触れる—歴史経験の諸相;アーシアを探して—アーカイヴの旅;半存在という種族—橋川文三と「歴史」;いまだ生まれざるものの痕跡—ダニエル・リベスキンドとユダヤ的伝統の経験);2 極限状況下の写真(剥ぎ取られたイメージ—アウシュヴィッツ=ビルケナウ訪問記;歴史の症候—ジョルジュ・ディティ=ユベルマン『イメージ ...

    Available at 90 libraries

  • 古典との対話

    串田孫一著

    筑摩書房 2012.7 ちくま学芸文庫, [ク22-1]

    ... 想録』;食欲と美味と快楽—ブリア・サヴァランの『味覚の生理学』;心の貧しき者—マタイによる福音書;太陽と死—ラ・ロシュフコーの『省察と箴言』;運命の女神—マキアヴェリの『君主論』);2 自分とのたたかい(隠れて生きること—エピクロスの一断片;孤独と法悦—アミエルの『日記』;遁世者の心—鴨長明の『方丈記』;空言多き世—兼好法師の『徒然草』;憂愁の天才—ショーペンハウアーの『意志と表象としての世界』);3 生きる道を求めて(処世の要諦—千字文;仁者は山を楽しむ—論語;心に在るもの—詩経;内直而外曲—荘子);4 古典と共に(宇宙国家の同砲—マルクス・アウレリウスの『自省録』;虫の黙示録—ファーブルの『昆虫記』 ...

    Available at 90 libraries

  • 真字本方丈記 : 影印・注釈・研究

    加賀元子, 田野村千寿子著

    和泉書院 1994.10 研究叢書, 155

    真字本方丈記ならびに保〓本方丈記(影印);真字本方丈記(訓釈);真字本方丈記方丈記略本系統における真字本の位置;真字本方丈記試論—その表記を中心として;略本方丈記考—その構成を手がかりとして;略本方丈記の表現

    Available at 89 libraries

  • 枕草子 . 方丈記 . 徒然草

    塩田良平訳 . 唐木順三訳 . 臼井吉見訳

    筑摩書房 1962.1 古典日本文学全集, 11

    Available at 88 libraries

  • 兼好法師すまいを語る : 中世文学の建築散歩

    西和夫著

    TOTO出版 1989.11

    ... 王朝・中世・近世各時代の10編の文学作品を通じて、日本人が古来もっている住まいに対する関心や、住去、暮らしの有様を探る3部作。 炉辺に展開する料理と芸能—ひとときの風流の宴・公家たちの日記;大仏殿炎上す—猛火まさしくおしかけたり・平家物語;鴨長明わが住居を語る—ひとまの庵これを愛す・方丈記;西行庵に西行を思う—いおりならべん冬の山里—西行法師の歌;旅・踊り念仏・仮設舞台—月は野草の露より出ず・一遍聖絵;兼好法師の住居論—天井高きは冬寒し・徒然草;ものぐさ太郎の住んだ家—四本の竹にこもを掛け・御伽草子;宗祇水と町づくり—雪ながら山もと霞むゆうべかな・宗祇の連句;連歌師宗長旅を行く—嵐 ...

    Available at 87 libraries

  • 仏教と文学

    石田瑞麿著

    法蔵館 1987.3 日本仏教思想研究 / 石田瑞麿著, 第5巻

    1 中世仏教説話の考察(『宝物集』雑考—三つの問題;長明ノート—『方丈記』と『発心集』;『閑居友』覚え書き;遁世者の理想—『撰集抄』の世界;説話に収められた法然伝—『私聚百因縁集』が意味するもの);2 仏教と文学の交渉(遁世者の理想像玄賓;和歌陀羅尼論について—空海の『声字実相義』と関連して;『往生要集』の念仏と文学;『往生要集』における文学との接触;説話のなかの源信;静照の『極楽遊意』;『今昔物語』『梁塵秘抄』にみる仏教思想;長明の念仏;『歎異鈔』と親鸞の書簡;『海道記』の宗教;『とはずがたり』の宗教);3 仏教の思想とことば(日本文学に現われた恩の思想;中世仏教思想と文学;『雑談集』出典考 ...

    Available at 87 libraries

  • 仏教文学の古典

    紀野一義, 三木紀人編

    有斐閣 1979.5-1980.3 有斐閣新書, D32,D33

    上 , 下

    上: 日本霊異記 往生要集 枕草子と源氏物語 『今昔物語集』と往生伝 : 三つの人物像をめぐって 梁塵秘抄と山家集 歎異抄と親鸞の書簡 正法眼蔵と正法眼蔵随聞記 日蓮の書簡と蓮如の御文 下: 方丈記 仏教説話集 徒然草と一言芳談 平家物語 能と狂言 一休と正三の仮名法語 和讃の世界 良寛詩集

    Available at 86 libraries

  • 山谷崖っぷち日記

    大山史朗著

    TBSブリタニカ 2000.7

    山谷労務者O氏の「生活と意見」。ドヤの臭いと騒音、露骨な仕事の奪い合い、外国人就労者や過激派の組合活動など、山谷の人間模様を実感的・省察的に綴った「現代の方丈記」。第9回開高健賞受賞。 山谷のドヤ街でベッドハウスの住人になった;昭和三十年代なら私は生きられなかっただろうと思っていたのだ;塚本さんがいなくなった;身体の面倒を見なければならぬことに気づき、散歩を始めた;「あなた、可哀相な人」と外国人就労者に言われた;人生を総括して少しもおかしくない年齢になった

    Available at 86 libraries

  • 方丈記

    川瀬一馬校註

    講談社 1948 新註國文學叢書, 52

    Available at 85 libraries

  • 方丈記と徒然草

    永積安明 [著]

    岩波書店 1958.4 岩波講座日本文学史, 第4巻 ; 中世

    Available at 85 libraries

  • 長明方丈記抄 ; 徒然草抄

    加藤磐斎 [著] ; 有吉保編

    新典社 1985.1 限定版 加藤磐斎古注釈集成, 3

    Available at 85 libraries

  • 堀田善衞を読む : 世界を知り抜くための羅針盤

    池澤夏樹 [ほか] 著 ; 高志の国文学館編

    集英社 2018.10 集英社新書, 0952F

    ... 時代を冷静に見つめる観察者を描いた『方丈記私記』『ゴヤ』などの評伝、『インドで考えたこと』『上海にて』などアジア各国を歴訪して書いた文明批評など、数多くの優れた作品を残した作家、堀田善衞(一九一八〜一九九八)。堀田が描いた乱世の時代と、そこに込めた思いは、混迷を極める現代社会を生きる上での「羅針盤」として、今なお輝きを放つ。堀田作品は、第一線で活躍する創作者たちにも多大な影響を与え続けている。堀田を敬愛する池澤夏樹、吉岡忍、鹿島茂、大高保二郎、宮崎駿が、堀田善衞とその作品の魅力、そして今に通じるメッセージを読み解く。 はじめに 『方丈記私記』から;第1章 堀田善衞の青春時代 ...

    Available at 85 libraries

  • 日本文学の名作を読む

    島内裕子編著

    放送大学教育振興会 2017.3 放送大学教材, 1554930-1-1711

    名作をどう読むか;『伊勢物語』を読む;『源氏物語』正編を読む;『源氏物語』続編を読む;『平家物語』を読む;『方丈記』を読む;『徒然草』を読む;『金々先生栄花夢』を読む;『桜姫全伝曙草紙』を読む;『白縫譚』を読む;『怪談牡丹燈篭』を読む;夏目漱石の小説を読む;森鴎外の史伝を読む;芥川龍之介の短編を読む;中島敦の短編を読む

    Available at 85 libraries

  • 方丈記をめぐっての論考

    堀川善正著

    和泉書院 1997.2 研究叢書, 196

    1 方丈記、冒頭文の解釈—「しかも」を中心に;2 「しかも」の語源・語誌的考察;3 方丈記「大地震の段」の表現について;4 方丈記「いはんや」「まして」小見—漢文の「抑揚」と関わりながら;5 方丈記「観念のたよりなきにしもあらず」の解釈—仏語「観念」を中心に;6 好色一代女「観念の窓より覗けば」をめぐって—方丈記とも関わりながら;7 「狂言綺語」と長明の文芸観(数寄)—方丈記「満沙弥ガ風情云々」と関わって;8 「すく」(好)「このむ」(好)から見た長明と兼好—類義語など使用する際の「価値評価」意識に基づきながら

    Available at 84 libraries

  • 鴨長明と方丈記

    佐藤幹二 [著]

    岩波書店 1933 岩波講座日本文學

    Available at 83 libraries

  • 同志社国語学論集

    同志社国語学研究会編

    和泉書院 1983.5

    「和泉往来」攷 : 漢字と訓との関係をめぐって 続紀宣命の表記における和漢混淆の概観 「懸文字」のこと : 文字による重層的表現の考察 方丈記、「いはんや」「まして」小見 : 漢文の「抑揚」と関わりながら ケシ・カシイ・カイ 「奉ー」訓義考 : 日本書紀古訓を通して 真福寺本「将門記」漢字索引

    Available at 83 libraries

  • 俳文学論集

    宮本三郎〔原編〕 ; 宮本三郎先生追悼論文集刊行会編

    笠間書院 1981.10 笠間叢書, 164

    草創期の季語をめぐる問題ー『毛吹草』と『御傘』と 釣月軒考 新古ふた道ー延宝〜貞享期の地方俳壇 芭蕉・疎句の響 芭蕉の<乞食の翁>という自称 『おくのほそ道』語句の読み方若干 「幻住庵記」序説ー「方丈記」受容をめぐって 「かた腹いたし」ということなどー板本『去来抄』の意義 『俳諧錦繍緞』について 近きみち遠くあそひつー近松の俳諧 湖十覚書 『伊勢新百韵』の俳風 綾足の片歌提唱について 暁台の東北行脚ー『二編しおり萩』について 『俳諧歳時記』と『増補俳諧歳時記栞草』

    Available at 83 libraries

  • 漱石の森を歩く

    秋山豊著

    トランスビュー 2008.3

    ... 豊かな森に分け入り、創見・卓見を織り交ぜつつ散策の愉しみを尽くす。新鮮な批評作品として多くの紙誌で好評を博した『漱石という生き方』に続く書き下ろし。 第1章 漱石はなぜ新しいのか(漢籍と合理主義;四つの講演 ほか);第2章 『漾虚集』のこと(お気に入りのフレーズ;シェイクスピアと『方丈記』 ほか);第3章 烈士喜剣の碑(江戸時代の書物;『鶉篭』という書名 ほか);第4章 三つの絵(ホルマン・ハント作「イザベラとメボウキの鉢」;ジョシュア・レノルズ作「悲劇のミューズに扮したシドンズ夫人」 ほか);第5章 晩年のこと(遺愛の書画;良寛探求 ほか)

    Available at 83 libraries

  • 鴨長明全集 : 校註

    簗瀬一雄編

    風間書房 1956.9

    解説 方丈記 鴨長明全歌集 無名抄 発心集 附録 略本方丈記 英訳方丈記 瑩玉集 発心集攷

    Available at 82 libraries

  • 方丈記を読む

    馬場あき子, 松田修[著]

    講談社 1987.10 講談社学術文庫

    ... くも中世的状況に酷似しているといわれる。相次ぐ天災と、人々の心に横溢した「無常観」の支配した末法の世。その暗黒の中世に生きた鴨長明とはいかなる人物で、その代表的著作である『方丈記』の根底の思想とは何だったのか。淡々たる事実の叙述の裏に積極的な「遁世」の意志を探り、また捨てがたき妄執の中に人間の業を観る白熱の対論は、この混迷の現代に生きる我々に大きな示唆を与えるだろう。 1 長明とは誰か;2 『方丈記』を読む;3 歌のわかれ;4 遊狂の源流

    Available at 82 libraries

  • 絵巻で読む方丈記

    鴨長明著 ; 田中幸江訳注

    東京美術 2022.7

    Available at 82 libraries

  • 『発心集』と中世文学 : 主体とことば

    山本一著

    和泉書院 2018.6 研究叢書, 501

    ... たほか、『方丈記』、西行などに関する論考を収める。 第1部 説話集と編者主体(『発心集』巻一・巻二の展開—思索の表現としての説話配列;袈裟と琵琶—社寺宝物伝承と『発心集』編者の関心;『発心集』の思想的核心—往生の条件;『発心集』の法華読誦仙人譚から—編者の関心と説話配列;恩義と信義への関心—『発心集』増補の可能性との関係において ほか);第2部 ことば、こと、もの—読解のために(副詞の「あやまりて」—『宇治拾遺物語』『平家物語』の語彙から;「夢見」と「議勢」—『平家物語』の語彙から;「霞」と反照—藤原家良歌の「ほてり」など;「ふるさと」と「ふるや」—『方丈記』の和歌的修辞 ...

    Available at 82 libraries

  • 田辺聖子の古典まんだら

    田辺聖子著

    新潮社 2011.1-2013.1

    上 , 下

    ...  『平家物語』『方丈記』から江戸文学まで、楽しい初級講座。 ヤマトタケルのラブメッセージ—古事記;天皇も庶民も歌を詠んだ—万葉集;子を失った悲しみはいつまでも—土佐日記;恋のベテラン、和泉式部—王朝女流歌人;彼は今日も来てくれない—蜻蛉日記;日本のシンデレラ—落窪物語;悲しいことはいいの。楽しいことだけ書くわ—枕草子;道長ってなんて豪胆—大鏡;毛虫大好き姫君—堤中納言物語;女はやっぱりしたたか—今昔物語集;平安朝のオスカル—とりかえばや物語 死ぬときはいっしょだぞ—平家物語;この世の地獄を見た—方丈記;田舎はなんてすごいんだ—宇治拾遺物語 ...

    Available at 80 libraries

  • 方丈記 ; 徒然草 ; 十訓抄 ; 古今著聞集

    國民文庫刊行會編輯

    國民文庫刊行會 1910.1

    Available at 79 libraries

  • 打出の小槌

    佐藤春夫[著]

    講談社 1990.8 講談社学術文庫

    徒然草、方丈記、近世の名短篇…。詩情豊かな現代語による日本古典の宝石箱。 ますらを物語;椿の家;阿満と竹渓和尚;其角の手紙;親ごころ;恋する者;判った人判らぬ人;雪の朝飯;庄屋のひとり息子太郎八の話;朧駕篭;お用の尼;兼好と長明と;つれづれのつみ草;方丈記;樊噌

    Available at 78 libraries

  • 方丈記諸本の本文校定に関する研究

    草部了円著

    初音書房 1966.1 限定版

    Available at 77 libraries

  • 蜻蛉日記 ; 更科日記 ; 濱松中納言物語 ; とりかへばや物語 ; 方丈記 ; 月のゆくへ

    池邊義象編

    博文館 1914.7 校註國文叢書 / 本居豊頴 [ほか] 校訂註解, 第12冊

    Available at 77 libraries

  • 永井路子の方丈記・徒然草

    永井路子 [訳] 著

    集英社 1987.9 わたしの古典 / 円地文子, 清水好子監修 ; 杉本苑子 [ほか] 編, 13

    Available at 77 libraries

  • 「狭さ」の美学 : 草庵・茶室・赤ちょうちん

    近藤祐著

    彩流社 2017.4 フィギュール彩, 87

    “狭さ”には、自由と永遠が宿る!鴨長明の『方丈記』、利休の茶室、大雅・蕪村の『十便十宜図』など、日本文化史上の“狭さ”という価値観と美意識とは、現代という過剰消費社会において排他的・敵対的な“広さ”に囚われた私たちに、どのようなアンチテーゼとなるのか。 序論;第1章 隠者たちの草庵;第2章 茶室という小宇宙;第3章 南画 または絵のなかに棲むこと;第4章 どうすれば良いのか

    Available at 77 libraries

  • 言葉が立ち上がる時

    柳田邦男著

    平凡社 2013.6

    いのちの息づかいを映す言葉は、どこから生まれてくるのか。沈思と省察の記録。 熟し柿が落ちる時;言葉の継承千年;『イリアス』『方丈記』の現在;悲しき時のみ詩を給う神;震災後、共有する言語空間;人みな異邦人となりて;素朴な言葉の奥行き;浮かび上がる「心の闇」;「からだ」の記憶、あふれる涙;生身と心の折り合い;物語を生きる人間;極限の状況からの啓示

    Available at 76 libraries

  • 高等学校国語科新しい授業の工夫20選

    大平浩哉編著

    大修館書店 1986-1998.4

    [第1集] , 第2集 古文・漢文編 , 第3集 , 第4集 表現指導編

    ... 表現と理解の有機的な関連を軸とした授業の改善;7 「平家物語」—教材化と指導の工夫;8 敬語使用に着目して読みを深める古文指導—「今昔物語集」;9 和歌を利用しての文法指導—学習意欲を高めるための古文の指導;10 図書館利用による古文発表学習;11 総合単元の学習指導;12 古典と関連させた表現指導—「方丈記」の場合;13 語彙の力を育てる漢字の指導;14 作文指導の基本的な考えと入学時の実態;15 題材を選び主題を焦点化する—「国語 1」の作文指導16 図表を分析して小論文を書く—想を豊かにする作文指導;17 「作文ノート」による系統的な作文指導;18 生徒の主体性を育成する漢文指導の方法;19 3分間スピーチの指導 ...

    Available at 75 libraries

  • 日本文学の研究史

    島内裕子著

    放送大学教育振興会 2021.3 放送大学大学院教材, 8981035-1-2111 . 人文学プログラム||ジンブンガク プログラム

    『古今和歌集』の研究史;『小倉百人一首』の研究史;和歌文学の研究史;『伊勢物語』の研究史;『源氏物語』の研究史;物語文学の研究史;『徒然草』の研究史;『枕草子』と『方丈記』の研究史;『万葉集』の研究史;『古事記』と『日本書紀』の研究史;日記文学の研究史;軍記物語の研究史;注釈書のさまざま;研究史から見た日本文学史

    Available at 75 libraries

  • 新視点徹底追跡方丈記と鴨長明

    歴史と文学の会編

    勉誠出版 2012.8

    ... いる。これは、過ぎ去った出来事ではなく、現在の問題でもある。今だからこそ、もう一度読みたい『方丈記』の世界。原文とともに現代語訳も同時収録。 方丈記(原文;現代語訳);鴨長明を知る(鴨長明伝;鴨長明をめぐる人々;鴨長明の著作・概観);問題点と新視点(五大災厄記事の迫真性の意味;天変地異の描写から;「都の巽」の『方丈記』;鴨長明と『方丈記』、二、三の考察;念仏者鴨長明;『方丈記』の表現);受容と影響(『方丈記』が影響を受けた作品;方丈石と文人;『方丈記』と近代文学);附 『方丈記』の諸本

    Available at 75 libraries

  • 中世文学序考

    関口忠男著

    武蔵野書院 1992.3

    序章 中世文学の思想的背景;第1章 『方丈記』の思想とその展開(『日本往生極楽記』の浄土往生思想;『方丈記』と『池亭記』;『方丈記』の世界;『方丈記』の無常観);第2章 『平家物語』の思想とその展開(『平家物語』と末法思想;『平家物語』の祇王説話;『平家物語』の女性像);第3章 『徒然草』と歌論・連歌論の思想とその展開(『徒然草』の無常観;『正徹物語』の小考;『ささめごと』と天台教学—その論述様式にみる)

    Available at 74 libraries

  • 方丈記』と『徒然草』

    島内裕子著

    放送大学教育振興会 2018.3 放送大学教材, 1554999-1-1811

    『枕草子』の多様性;『枕草子』のゆくえ;『方丈記』のテーマ性;災害記としての『方丈記』;閑居記・書斎記としての『方丈記』;『方丈記』の達成;『徒然草』とは何か;『徒然草』の始発;隘路からの脱出;『徒然草』の描く人間、そして心;『徒然草』の逸話と考証;『徒然草』における時間認識;批評文学としての『徒然草』;江戸時代の『徒然草』;『徒然草』のゆくえ

    Available at 74 libraries

  • 日本の小説

    東京大学出版会 1954-1955 日本文学講座 / 日本文学協会編, 第4巻-第5巻

    第1 , 第2

    第1: 古代物語の成立 古代女性の文学 源氏物語ー主題性の問題 平家物語の形成ー原平家のおもかげ 「方丈記」と「つれづれ草」 西鶴 戯作精神の伝統 小説神髄 伊勢物語 宇津保物語 源内・三馬 上田秋成 京伝・馬琴 もののあわれ論 第2: 近代小説の精神と方法-二葉亭と透谷 自然主義の小説-藤村と花袋を中心に 鴎外と漱石の小説 「暗夜行路」と或る女 私小説 近代派の小説 プロレタリア小説 日本の近代文学と国民文学 政治小説・社会主義文学 一葉の小説 「不如帰」と「金色夜叉」 露伴の小説 独歩の小説 「土」をめぐって 啄木の小説 芥川竜之介の小説

    Available at 73 libraries

  • 新しい日本のかたち : 明治開明の諸相

    秋山勇造著

    御茶の水書房 2005.10

    ... 幕末・明治の開明に関わる事件や人物の事跡を近代史・開明史の視点で考察。 1 言語と文学(ジェイムズ・ヘボンの『和英語林集成』;サミュエル・ブラウンの会話辞書『Colloquial Japanese』;フレデリック・ディキンズの英訳『百人一首』;南方熊楠、フレデリック・ディキンズ共訳の『方丈記』;尾崎紅葉の翻訳);2 政治と外交(アーネスト・サトウの『英国策論』;文人外交官アルジャーノン・ミットフォード;横須賀造船所の建設—フランソワ・ヴェルニーと小栗上野介忠順);3 文化の接触と交流(レオン・ド・ロニーをめぐる幕末の日本人;日本アジア協会と協会の紀要;アーネスト・サトウとフレデリック ...

    Available at 73 libraries

  • 方丈記

    [鴨長明著] ; 山田孝雄校訂

    寶文館 1943

    Available at 72 libraries

  • 土佐日記 . 枕草子 . 更科日記 . 方丈記

    . . .

    博文館 1890,5 日本文學全書 / 野口竹次郎編, 第2編

    Available at 72 libraries

  • 日本文芸思潮論

    片野達郎編

    桜楓社 1991.3

    ... —歌学と実作の間;雨中吟再論;権律師仙覚像の一断面—藤原光俊との出会い;藤原(法性寺)為継と為信と—隆信・信実の子孫たち;一条兼良の和歌—文明期;『八十宇治川』について—翻刻と紹介;武蔵野の歌;美濃国の歌枕名所考;歌枕意識の変貌とその定着過程—「おくの細道の山際に十符の菅有」;長明の文芸研究;『方丈記』の実録性と虚構性;古典軍記合戦譚の芸術的一側面;『平家物語』の達成ということについて;『平家物語』における「一所懸命」の表現;『武道一覧』の作者は典拠をいかに扱ったか—『甲陽軍鑑』を典拠とする四話を除いて;寛永版周易古注点の性格とその出版の背景;「柳橋水車図」と「宇治の川瀬の水車」—歌謡と風流と屏風絵の交響 ...

    Available at 71 libraries

  • 方丈記 ; 徒然草

    三木紀人著

    尚学図書 1980.2 鑑賞日本の古典, 10

    Available at 71 libraries

  • 廃墟の文化史

    木下華子, 山本聡美, 渡邉裕美子編

    勉誠社 2024.10 アジア遊学, 297

    ... 文学・美術・芸能など様々な視点から、古代以来連綿と人々が廃墟と共存した様相や、廃墟が文化の再生・胚胎を可能とする機能的な場であることを明らかにする。日本の歴史・文化史に立脚した廃墟をめぐる新たな視座を提供する挑戦。 第1部 廃墟論の射程(「廃墟」の創造性―歌枕・紀行文・『方丈記』;『うつほ物語』における廃墟的な場―三条京極の俊蔭邸と蔵の意義;廃墟に花を咲かせる―『忍夜恋曲者』の方法;西洋美術史における廃墟表象―人はなぜ廃墟に惹きつけられるのか?;言葉としての「廃墟」―戦後文学の時空);第2部 廃墟の時空(廃墟と霊場―闇から現れるものたち;廃墟と詠歌―遍照寺をめぐって;夢 ...

    Available at 71 libraries

  • 地震に克つニッポン : せまりくる大地震に東大の最先端頭脳(トップブレイン)が立ち向かう

    東京大学海洋アライアンス編

    小学館 2012.7

    ... 実学としての地震学/科学と歴史の視座から見据えるこれからの学問体系;南関東における巨大地震発生予測確率「30年で70%」の正しい読み方;“研究者は語る”東海以西でだけ検出される地震現象「低周波微動」の示す意味;海溝型超巨大地震が内陸地震の発生を支配;安政江戸地震を精査してわかった首都・東京のウィーク・ポイント;『方丈記』の短い記述が示唆する“若狭津波”の可能性;“研究者は語る”巨大地震の多くは海溝型。喫緊の課題は海域における地震観測ネットワークの強化);第2章 進化する防災の近未来像(自然環境と人間の関係を捉え直し、復興や防災に活かす;“研究者は語る”分断された原発被災地のコミュニティを存続させる「二地域居住」の可能性 ...

    Available at 70 libraries

  • 清貧の生きかた

    中野孝次編

    筑摩書房 1993.8 こころの本

    ... 内面への旅—俗を離れて(その先生の心田 水上勉;真実の自己を求めて—捨 坂村真民;清貧との出会い 小崎登明);2 自然との共生(森の世界 高橋延清;木のはなし 志村ふくみ;崩れ 幸田文;自然の遊行者 今西錦司;五つの根 山尾三省;洟をたらした神 吉野せい);3 古典に学ぶ—清貧の系譜(本阿弥行状記 空中斎光甫;方丈記 鴨長明;徒然草 吉田兼好;良寛禅師奇話 解良栄重);4 清貧に生きる(ゼイタク論 三木卓;酒屋へ三里、豆腐屋へ二里 安岡章太郎;貧乏論 鈴木大拙;失われた時を求めて 中村達也)

    Available at 69 libraries

  • 小さな家の思想 : 方丈記を建築で読み解く

    長尾重武著

    文藝春秋 2022.6 文春新書, 1281

    たび重なる災害、突然の失踪…そんな「世の無常」を描いた古典『方丈記』は「終の棲家」としての方丈庵を作るまでの「家」の物語でもあった。鴨長明が家にこめた想いをたどりつつ、自分にとって本当に必要なものだけで形づくる「小さな家」の可能性を探る。 第1章 「人と栖」の無常—『方丈記』のあらまし;第2章 鴨長明の生涯;第3章 方丈庵に持ち込まれたモノ;第4章 方丈庵ができるまで—プロトタイプと完成形;第5章 再生の地、日野山;第6章 『方丈記』のルーツ;第7章 方丈庵を継ぐもの—数寄の思想;第8章 江戸期の小さな家—芭蕉・良寛・北斎;第9章 ソローの「森の家」;第10章 ...

    Available at 69 libraries

  • 京都学への招待

    京都造形芸術大学編

    飛鳥企画 , 角川書店 (発売) 2002.4

    ... いくたの消長を繰りかえしながら生き続けてきた都市、京都。本書では、その辿ってきた歴史と地域的特性を探る。 第1章 平安新京万年春(渡来の人びと—社寺の創建;平安の新京—藤原京・平城京・長岡京、そして平安京 ほか);第2章 中世の明と暗(中世王権の確立と首都—後白河院政と『方丈記』の語る京都;日本的仏教の故郷—顕密仏教と法然・親鸞・日蓮 ほか);第3章 近世の展開(信長入京—覇王と京都の人びと;京都の変貌—城下町・京都 ほか);第4章 古都の近代(維新の激動—政治首都・京都の復活;古都再生の苦悶と曙光—自立した地方都市への道のり ほか);京都の過去・現在・未来

    Available at 69 libraries

  • 日本人はどう死ぬべきか?

    養老孟司, 隈研吾著

    日経BP社 , 日経BPマーケティング (発売) 2014.12

    先生、我々は墓場まで何を持っていけばいいですか?読めば気が楽になる、解剖学者と建築家の師弟対談。 第1章 自分は死んでも困らない;第2章 年を取った男はさすらうべきだ;第3章 『方丈記』から考える;第4章 時間を超越する歌舞伎座;第5章 日本人とキリスト教的死生観;第6章 人が死んだ後も残る「舞台」が都市に必要だ

    Available at 68 libraries

  • あらすじで読む日本の古典

    小林保治編著

    樂書舘 , 中経出版 (発売) 2004.3

    ... 『万葉集』(編者未詳);『竹取物語』(作者未詳);『古今和歌集』(紀貫之ほか(撰));『伊勢物語』(作者未詳);『落窪物語』(作者未詳);『源氏物語』(紫式部);『枕草子』(清少納言);『大鏡』(作者未詳);『とりかへばや』(作者未詳);『今昔物語集』(編者不明);『新古今和歌集』(藤原定家ほか);『方丈記』(鴨長明);『宇治拾遺物語』(編者不明);『平家物語』(作者不明);『歎異抄』(唯円);『徒然草』(兼行);『太平記』(作者不明);『曽我物語』(作者不明);『風姿花伝』(世阿弥);『好色一代男』(井原西鶴);『世間胸算用』(井原西鶴);『おくのほそ道』(松尾芭蕉);『曽根崎心中』(近松門左衛門) ...

    Available at 68 libraries

  • 長明・無住・虎関

    山田昭全著

    おうふう 2013.2 山田昭全著作集 / 山田昭全著, 第6巻

    第1編 長明(鴨長明の文章作法;「不請阿弥陀仏」私見—『方丈記』跋文の解釈をめぐって;「不請阿弥陀仏」再論—『方丈記』結章部の解釈 ほか);第2編 無住(『沙石集』の文芸観;『雑談集』の方法と思想;無住の『聖財集』をめぐって ほか);第3編 虎関(虎関略伝;虎関の思想と方法)

    Available at 66 libraries

  • 文豪たちの「九月一日」 : 関東大震災百年

    石井正己編著

    清水書院 2023.7

    ... ;鎌倉震災日記(「改造」大正一二年一〇月)―久米正雄 ほか);第3章 流言・飛語・警鐘(道聴途説(「女性」大正一二年一〇月)―小山内薫;噂する本能(震災覚書その四)(「改造」大正一二年一〇月)―里見弴 ほか);第4章 取材するジャーナリスト(東京災難画信(「都新聞」大正一二年九月)―竹久夢二;新方丈記(「婦人世界」大正一二年一〇月)―竹久夢二 ほか);第5章 絶望から復興への歩み(石油ラムプ(「文化生活の基礎」大正一三年一月)―吉村冬彦(寺田寅彦);断腸亭日乗(『摘録 断腸亭日乗(上)』昭和五五年)―永井荷風 ほか)

    Available at 65 libraries

  • 「国文学」の批判的考察 : 江戸のテキストから古典を考え直す

    空井伸一 [著]

    文学通信 2020.3

    ... 境界上の独身者—『西鶴諸国はなし』巻四の七「鯉のちらし紋」考 ほか);第3部 源内を読む(宙吊りの地獄—『根南志具佐』の世界;都市神話としての可能性—『根南志具佐』の「根」についての考察 ほか);第4部 「国文学」の批判的考察(批判の学としての「国文学」;「無常」と「美」の日本的連関についての批判的考察—『方丈記』と『徒然草』、『雨月物語』「浅茅が宿」を通じて)

    Available at 65 libraries

  • 長明・兼好・芭蕉・鷗外 : 老年文学の系譜

    佐々木雄爾著

    河出書房新社 2004.10

    日本の代表的な古典に、全く新しい、強い光を当てた異色の評論。長い間誤解されてきた芭蕉の辞世の句も、鴎外の遺言も、本書によって甦った。 第1章 方丈記(無常と自省;隠逸思想 ほか);第2章 徒然草(隠遁の勧め;無常観 ほか);第3章 芭蕉(野ざらしの旅(上)「野ざらしを」の句に関する通説批判;野ざらしの旅(中)「野ざらしを」の句に関する米谷説批判 ほか);第4章 鴎外(少壮期の寡作と老年期の多作;死・墓・年譜 ほか)

    Available at 65 libraries

  • 方丈記 : 肥前島原松平文庫本 : 複製校異 : 付・方丈記研究

    瓜生等勝編著

    教育出版センター 1971

    Available at 64 libraries

  • 古典指導の方法

    長尾高明著

    有精堂出版 1990.1

    ... ;古典教育の現代的意義;古典教育の方向);古典教育の方法(時代背景との関わり;比較考察の方法;主題追求型の学習;入門期教材とその指導;学習意欲の喚起;典拠とその生かし方);教材化と教材研究(『竹取物語』の教材化と指導;『伊勢物語』の教材化と指導;『源氏物語』の教材化例;『枕草子』類聚段の指導;『方丈記』教材化の方向;『平家物語』の教材研究例;『徒然草』の教材研究例;芭蕉・蕪村の教材化と指導;『去来抄』の教材研究例);古典文法の指導(文法指導の基本姿勢;古文解釈と助動詞;古文解釈と助詞;現代語の問題点と古語法;和歌の修辞法);付 「見て過ぐる」か「見で過ぐる」か

    Available at 64 libraries

  • 老年の読書

    前田速夫著

    新潮社 2022.9 新潮選書

    ... 内外の名著から、より善く老いるための箴言を厳選して懇切にガイドする。 晴れやかな老年を迎えるために—キケロ『老年について』/セネカ『生の短さについて』;老いの正体、ここにあり—テオプラストス『人さまざま』/モンテーニュ『随想録』/ラ・ロシュフコオ『箴言と考察』;無用者の存念—鴨長明『方丈記』/吉田兼好『徒然草』/『芭蕉文集』;幸と不幸は綯い交ぜ—シェイクスピア『リア王』ほか;ありのままの死とは—トルストイ『イワン・イリッチの死』/チェーホフ『退屈な話』/正宗白鳥『一つの秘密』;「老いづくり」から真の老いへ—永井荷風『新帰朝者日記』『日和下駄』『断腸亭日乗』;上手に年をとる技術—アン ...

    Available at 64 libraries

  • 新聞活用最前線

    城島徹著

    清水書院 2013.9

    ... 「海よ光れ」震災からの再起を託した学校新聞—岩手県下閉伊郡山田町立大沢小学校);中学校編(鎌田實さんの新聞コラムで道徳学ぶ—東京都目黒区立第十中学校;投稿チャレンジ—東京都立川市立立川第七中学校;ふるさと新聞づくり—長野県北安曇郡松川村立松川中学校;記者の出前授業を活用—東京都大田区立大森第六中学校);高校編(「方丈記」素材に新聞制作—京都府・京都学園高校;「新聞発表」で変わる生徒—神奈川県・横須賀学院高校;政党をつくろう—千葉県立千葉高校;英文ニュースで学ぶ—大阪府立東百舌鳥高校);その他の取り組み編(アフリカ特派員にスカイプでインタビュー—奈良女子大付属中等教育学校;外国人に小学生新聞—東京都江戸川区立小松 ...

    Available at 64 libraries

  • 深読みの力 : 大人のための古典読解

    細谷直樹著

    麗澤大学出版会 , 廣池学園事業部 (発売) 2004.2

    悠々と、じっくりと古典を読み、味わう!そのとき見えてくる—日本語の美しさ、古典の奥深さ、深読みの楽しさ・すごさ。国語教育でいちばん大切なもの。 第1部 深読みをめぐって(深読みは楽しく—伊勢物語と枕草子;深読みはゆっくりと—徒然草;深読みはどこまで可能か—方丈記;深読みによる発見—毎月抄;深読みから見えるもの—毎月抄 ほか);第2部 国語教育でいちばん大切なもの(国語教育における読解指導;中学生に古典を学ばせる意義;生徒は古典に対しいかにして学習意欲を燃やしたか;『ごんぎつね』異見;一言一句の重み—伊勢物語、大和物語、源氏物語)

    Available at 64 libraries

  • 京の歴史・文学を歩く

    知恵の会編

    勉誠出版 2008.8

    “歴史”“文学”というふたつの切り口から、知らなかった京都が見えてくる。千年紀をむかえた源氏物語はもちろん、方丈記、徒然草、枕草子から松尾芭蕉まで。紫式部の墓から源平ゆかりの地まで。京都をより深く知り、広く楽しむための一冊。 大原野と小塩山;桓武天皇と秦氏;小野篁の説話;京の天神巡り;清少納言の随筆世界と生活空間;源氏物語ゆかりの地・洛中篇;源氏物語・宇治十帖を歩く;王朝仮名日記の舞台案内;五条(現・松原)という空間;方丈記ゆかりの地;「あだしの」という風景;平家物語の京を歩く;太平記ゆかりの寺;歌枕という創造性;伏見の歴史と地名

    Available at 63 libraries

  • 方丈記諸抄大成 : 本文校異

    吉澤義則撰

    立命館出版部 1933

    Available at 62 libraries

  • 文学・哲学・感染症 : 私たちがコロナ禍で考えたこと

    東京大学東アジア藝文書院編

    論創社 2022.9 論創ノンフィクション, 026

    ... ほか);第2部 感染症—歴史と物語のはざまで(コロナ時代における“生政治”の行方(野家啓一);災害「のあとの」歴史—現代台湾の地域的記憶と歴史記述(前野清太朗);噂を噂のままにするために—モーリス・ブランショ『至高者』と貧しいざわめき(〓」との関わりを中心に(佐藤勢紀子);疫病と「書く」ということ—『方丈記』と『日蓮聖人御遺文』(宇野瑞木);壁越しのコミュニケーション—モーリス・ブランショと疫病(〓山花子) ほか)

    Available at 62 libraries

  • 方丈記と住まいの文学

    島内裕子著

    左右社 2016.7 放送大学叢書, 033

    ... 学誌 『方丈記』 : 草庵記の誕生 『徒然草』 : 住まいを論評する 風雅な庭園 : 中世文人の造園趣味 近世前期の住居記 : 木下長嘯子から芭蕉まで 閑居記のユーモア : 横井也有と大田南畝 廃屋と陋巷 : 樋口一葉と泉鏡花 市隠への憧憬 : 夏目漱石と森鷗外 近代の散策記 : 佐藤春夫から野田宇太郎まで 草庵記の継承 : 森茉莉の世界 住まいの文学のゆくえ : 吉田健一の世界 理想の生き方の原点がここにある!鴨長明、兼好から一葉、鴎外、漱石、森茉莉、吉田健一まで、住まいの描写からみる文学の多様性。 草庵・閑居・廃園の文学誌;『方丈記』—草庵記の誕生 ...

    Available at 62 libraries

  • すらすら読める方丈記

    中野孝次著

    講談社 2003.2

    Available at 62 libraries

  • 図説京都ルネサンス

    佐藤和彦, 下坂守編

    河出書房新社 1994.9

    京都は本当に平安の都であったか。たび重なる災害と政争の坩堝・京都。応仁の大乱で焦土と化した京都。その京を不死鳥の如く甦らせたのは誰か。都に鮮麗な文化を創出させたのは誰か。異色の「中世都市・京都」の歴史。平安末から織豊時代まで。 1 中世都市の誕生…方丈記にみる都市のイメージ;2 鎌倉から京へ…京都社会の展開;3 古都炎上…応仁の大乱;4 金閣から銀閣へ…京都の寺々と庭園;5 甦る京都…洛中洛外図の世界;6 桃山絵画の光と影 画壇の下剋上について;7 京都の民俗と芸能 庶民文化の開花

    Available at 61 libraries

  • 方丈記 : 全

    [鴨長明著] ; 武田友宏編

    角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング(発売) 2007.6 角川文庫, 14744 . 角川ソフィア文庫 ; 89 . ビギナーズ・クラシックス

    方丈記』が書かれたのは、まさに源平の戦いの頃、武家の社会へと価値観が大きく変わり、天変地異が次々起こる不安な時代であった。著者の鴨長明は、葵祭で有名な下鴨神社の将来を約束された神官の子として生まれた。だが、ついにその座に就くことなく山里の小さな庵に隠棲し、混迷する都のさまを見つめつつ、この世の無常と身の処し方とを綴った。現代の我々にとって、スローライフを提唱する示唆に富んだ随筆でもある。 万物をつらぬく無常の真理;無常をさとす天災・人災;無常の世に生きる人々;過去の人生を顧みる;山中の独り住まい;わが人生の生き方;跋

    Available at 60 libraries

  • 西行 長明 : 受容と生成

    下西善三郎著

    勉誠出版 2005.12

    第1章 鴨長明(定型と変奏—『方丈記』における「都」・『池亭記』取り;継承と逸脱—『方丈記』における和文的表現の受容 ほか);第2章 西行(喩と象徴—西行と「中山」;伝記と伝説—西行出家伝承をめぐる言説 ほか);第3章 説話の変容(領域と形態—「文学説話」という領域とその形態;摘句と佳句—「文学説話」形成の地盤 ほか);第4章 受容の方法(本歌と新歌—“もと”と“かさね”;摂取と引用—“王朝”という古典 ほか);第5章 変質と展開(喪失と変質—万葉歌語の中世的変容;本説と展開—“もと”の展開、『浮舟』『求塚』)

    Available at 60 libraries

  • 折れ蘆 ; 下町

    林芙美子著

    新潮社 1952 林芙美子全集 / 林芙美子著, 第17巻

    退屈な霜 下町 (ダウン・タウン) 匂ひ菫 椰子の實 夜猿 軍歌 鴉 上田秋成 冬の海 自動車の客 金絲雀 浮洲 天草灘 折れ蘆 童話 菊尾花 : 新方丈記 雷鳥 御室の櫻樹

    Available at 59 libraries

  • 日本古典文学

    近藤健史編

    弘文堂 2015.3 Next教科書シリーズ

    ... 第2章 古代(二)記紀歌謡と万葉集を読む(古代における記紀歌謡;古代における『万葉集』 ほか);第3章 中古(一)源氏物語の世界を読む(源氏物語を読む;帚木の物語 ほか);第4章 中古(二)古今和歌集を読む(古今和歌集とは;「古今和歌集」成立前夜 ほか);第5章 中世(一)方丈記と従然草を読む(中世文学における『方丈記』;『方丈記』の表現世界 ほか);第6章 中世(二)新古今和歌集を読む(新古今編纂の時代;後鳥羽院と藤原定家 ほか);第7章 近世(一)近松と西鶴の文学を読む(近松と西鶴の登場;浮世草子の成立とその背景 ほか);第8章 近世(二)芭蕉の文学を読む(宗房の時代—伊賀;桃青から芭蕉の時代へ ...

    Available at 59 libraries

  • 紫式部は男嫌い?

    文沢隆一著

    溪水社 2007.11 日本語の空間,

    序章 ことばのうつり変わり;第7章 平安時代中期(物語のはじめ;女流文学の発生;源氏物語と女流文学;その時代);第8章 平安時代後期(紫式部の虚実;王朝文学からの変遷;新興階級の擡頭;『今昔物語集』;王朝文学の残映;西行);第9章 鎌倉時代(武士の社会;公家の生活;文芸の変質;『方丈記』と『徒然草』;『平家物語』)

    Available at 59 libraries

  • 堀田善衞集

    堀田善衞著

    影書房 2007.4 戦後文学エッセイ選, 11

    物いわぬ人;母なる思想—Une Confession;流血;堀辰雄のこと;個人的な記憶二つ;方丈記その他について;奇妙な一族の記録;魯迅の墓その他;インドは心臓である—アジァンタ壁画集によせて;良平と重治—『梨の花』中野重治〔ほか〕

    Available at 59 libraries

  • 方丈記私記

    堀田善衛著

    筑摩書房 1988.9 ちくま文庫

    1945年3月、東京大空襲のただなかにあって、著者は「方丈記」を痛切に再発見した。無常感という舌に甘い言葉とともに想起されがちな鴨長明像はくずれ去り、言語に絶する大乱世を、酷薄なまでにリアリスティックに見すえて生きぬいた一人の男が見えてくる。著者自身の戦中体験を長明のそれに重ね、「方丈記」の世界をあざやかに浮彫りにするとともに、今日なお私たちをその深部で把えて放さぬ伝統主義的日本文化を鋭く批判する名著。毎日出版文化賞受賞。 1 その中の人、現し心あらむや;2 世の乱るゝ瑞相とか;3 羽なければ、空をも飛ぶべからず;4 古京はすでに荒れて、新都はいまだ成らず;5 ...

    Available at 58 libraries

  • ただの文士 : 父、堀田善衞のこと

    堀田百合子著

    岩波書店 2018.10

    隣のおじさんのことのように毎晩ゴヤの動向を伝える父、バルセロナで藤原定家の日記に呻吟する父、サルトルや武田泰淳や愛犬の死に打ちひしがれる父、田植えのように夜中トントンと原稿用紙の升目を埋めていく父…。『時間』『インドで考えたこと』『方丈記私記』『ゴヤ』『路上の人』などの作品で知られる堀田善衞。「ただの文士」であろうとした作家の生きた姿を—その創作への情熱、社会に開かれた魂、少しユーモラスな日常を、娘の目から追想する。 サルトルさんの墓;芥川賞と火事;モスラの子と脱走兵;ゴヤさんと武田先生の死;スペインへの回想航海;アンドリンでの再起;埃のプラド美術館;夢と現実のグラナダ ...

    Available at 58 libraries

  • 嵯峨本方丈記

    [鴨長明著] ; 人間文化研究機構国文学研究資料館編集

    勉誠出版 2016.9 国文学研究資料館影印叢書 / 国文学研究資料館編, 7

    Available at 58 libraries

  • 英語で読む方丈記

    鴨長明著 ; 森口靖彦, デイビッド・ジェンキンス訳

    IBCパブリッシング 2012.12 IBC対訳ライブラリー

    Available at 58 libraries

  • 方丈記における日中文学の比較的研究

    張利利著

    翰林書房 2009.1

    Available at 58 libraries

  • 明治の精神 昭和の心 : 桶谷秀昭自選評論集

    桶谷秀昭著

    學藝書林 1990.12

    詩人の運命—北村透谷小伝;淋しい明治の精神—『こゝろ』論;保田与重郎と昭和史;昭和の終焉、昭和の精神;福田恒存論;岡井隆論;金子兜太論;小高根二郎—「通天閣にて」伝説;立原正秋—風のゆくへ;磯田光一;深沢七郎;田宮虎彦—麻布霞町6番地と北青山2丁目;上田三四二;耕治人;阿部昭;鮎川信夫;明恵の夢;『方丈記』の結語;西行の歌一首;芭蕉の魔;近松の激情

    Available at 57 libraries

  • 仏教文学総論

    今成元昭著

    法藏館 2015.4 今成元昭仏教文学論纂 / 今成元昭著, 第1巻

    第1部 仏教文学の構想(仏教文学の構想—『方丈記』論によせて;仏教文学研究のあゆみ ほか);第2部 仏教文学の担い手と場(「聖」「聖人」「上人」の称について—古代の仏教説話集から;寺院と文学—概説篇 ほか);第3部 法語の世界(法然・親鸞の世界;講演・親鸞と日蓮 ほか);第4部 仏教の古典文学(蓮胤方丈記の論;論争へのいざない—学会時評子へ ほか)

    Available at 57 libraries

  • 歴史と文学 : 文学作品はどこまで史料たりうるか

    樋口州男 [ほか] 編著

    小径社 2014.5 小径選書, 3

    ... (「はしがき」より) 第1章 古代の歴史と文学(『風土記』の浦島子伝説と浦島太郎;『万葉集』防人歌の虚実;『日本霊異記』と古代史;『竹取物語』の歴史性—五人の求婚者と難題の品を中心に;『菅家後集』と蝦夷交易);第2章 中世の歴史と文学(『山家集』からみる女院とその周辺;『方丈記』にみる中世の都市災害;『平家物語』と史実—木曾義仲主従の首渡し;『沙石集』にみる鎌倉時代の法・裁判・幕府権力;『とはずがたり』にみる遊女への共感と背景);第3章 中世の歴史と文学(『心中天網島』にみえる「元禄心中ブーム」と幕府の禁制;赤穂事件と『仮名手本忠臣蔵』;江戸のベストセラー『文武二道万石通』 ...

    Available at 56 libraries

  • 紫式部日記解 ; 土佐日記考證 ; 蜻蛉日記解環 ; 長明方丈記抄 ; 方丈記流水抄 ; 方丈記泗説

    [室松岩雄編]

    すみや書房 1968.6 國文註釋全書 / 室松岩雄編, 第9巻

    Available at 55 libraries

  • 王朝日記随筆集

    室生犀星[ほか]訳

    河出書房 1956.2 日本国民文学全集, 第7巻

    蜻蛉日記 枕草子 和泉式部日記 更級日記 方丈記 徒然草

    Available at 55 libraries

  • Happy victims : 着倒れ方丈記

    都築響一文・写真 ; アルフレッド・バーンバウム翻訳

    青幻舎 2008.11

    Available at 55 libraries

  • 堀田善衛 : その文学と思想

    中野信子 [ほか] 著

    同時代社 2001.11

    ... 真髄に迫る初めての論集。 私たちは歴史から見られている—コヘレトの手引きで堀田善衛の晩年の労作を読む;歴史の種子—初期短篇と『上海にて』における堀田善衛;無常感とアジア的虚無—『インドで考えたこと』とその前後;「国家と革命」の世紀と堀田善衛;「母なる思想」巡歴の途上で—『方丈記私記』と『定家明月記私抄』をめぐって;「二重扼殺者」としての詩人

    Available at 55 libraries

  • 日本歴史の精神分析

    中野久夫著

    時事通信社 1987.11

    ... クレッチマー、土居、ラカンらの分析理論で解く。 精神分析学からみた日本歴史;原始・古代ヘの精神分析学的視点;中世ヘの精神分析学的視点;近世への精神分析学的視点;古代史を彩る須佐之男と倭建;『今昔物語』にみる海人族の影;黎明から薄暮への古代文学;『和泉式部日記』の奔放な性;『方丈記』にこめられた攻撃性;中世隠者たちの自己修復;『お伽草子』と山人または山窩;『古事記』『今昔物語』『お伽草子』のなかの神;芭蕉のものぐるい;生の本能の西鶴から死の本能の近松へ;『雨月物語』と『四谷怪談』の深層にある性;ある朱子学者の多病多憂;黄表紙の表れた享楽と退廃

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  • 源氏物語語りと絵巻の方法

    石井正己著

    三弥井書店 2024.7

    ... 雨夜の品定めの藤式部丞 歌語りと世語り 髭黒大将と狂言『髭櫓』 「若菜上」の巻の猫 「片目悪しき僧」の素性 『源氏物語絵巻』に描かれた女房 『源氏物語絵巻』の「蓬生」 『源氏物語絵巻』の「柏木(一)」 二千円札の『源氏物語絵巻』 『源氏物語絵巻』の「橋姫」 『源氏物語絵巻』の方法 震災と『百人一首』 震災と『方丈記』 『徒然草』の洞察力 表現としての現代語訳 五感で読む『古今和歌集』 古語辞典雑感 小学校からの古典教材 隠し据えられた女、浮舟 怪談と『源氏物語』 物語の場としての宮廷 物忌の場と世間話 女三の宮の立ち姿 勝川春章の「雪月花美人」 私たちは文学を伝えられるか 浮舟と建礼門院 天皇のご落胤 新院崩御と入道死去 ...

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